保健福祉の現場から

感じるままに

アピアランスケア

2024年05月22日 | Weblog
「がんとの共生のあり方に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03885.html)のR6.4.26「アピアランスケアについて」(https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001249856.pdf)、R6.4.26「医療機関におけるアピアランスケア実装に向けた現状と課題」(https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001249857.pdf)が出ているが、R6.5.22新潟日報「乳がんなどの手術痕気にせずに温泉でリフレッシュ♪ 新潟長岡市のホテルで6月19、20日温泉貸し切りイベント」(https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/409049)はユニークである。昨年もR5.5.17朝日「手術痕や脱毛の悩み人目気にせず温泉に 乳がん女性ら向け長岡市企画」(https://www.asahi.com/articles/ASR5K01DVR4WUOHB00S.html?iref=com_apitop)が報じられていた。がん対策推進基本計画(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000183313.html)の第4期計画(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001077564.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001077544.pdf)では「がんとの共生」の「(3)がん患者等の社会的な問題への対策(サバイバーシップ支援)」の一つに「アピアランスケア」が位置づけられていることは認識したい。公衆浴場施策(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123862.html)で、R5.2.13「公衆浴場等における入浴着を着用した入浴への理解の促進について」(https://www.ryokan.or.jp/top/news/detail/517)が発出されていることは知っておきたい。R3.8.3畿央大学「日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」を開発 ―奈良県でのアンケート調査に基づき健康改善への活用に期待―」(https://www.kio.ac.jp/topics_news/42947/)が出ていたが、「使い捨て入浴着」は普及しているであろうか。ピンクリボン温泉ネットワーク(https://www.j-posh.com/activity/spa/)の拡がりが期待される。なお、「医療用ウィッグ購入の助成金がもらえる全国自治体」(https://aquadollwig.jp/subsidy)だけでなく、「人工乳房の購入補助に助成金を出している自治体」(https://www.breastepithese.jp/column/appearance_subsidy)も増えている。以前、H25.6.12「人工乳房に保険適用 7月から、乳がんで全摘出対象」(https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1203Y_S3A610C1CR8000/)が報じられているように、狭義の治療ばかりが保険適用ではない。「医療用ウィッグは保険の適用や医療費控除の対象になる?」(https://ladys.svenson.co.jp/trivia/wig-insurance/)では「医療用ウィッグは、公的医療保険や医療費控除の対象ではありません。」とあるが、例えば、医療用ウィッグのような「アピアランスケア」を「がん医療」に組み込み、医療保険適用とするか、最低限、医療費控除の対象にしても良いように感じる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 精神保健医療福祉と見える化 | トップ | 後発医薬品の安定供給 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事