マンションの隣りの私名義の部屋は、ゴールデンウィーク中は人の出入りが多くなる。27日から30日までは先輩のお姉さんと娘さんが、5月2日から6日までは次女一家が、隣りの部屋で寝起きする予定だ。
北側の2部屋に置いてある娘や孫の荷物を整理し、玄関から南の台所と居間、洗面所と浴室を掃除し、寝起きする和室をきれいにした。また、寝具のカバーを取り替えた。ベランダも掃除をして、余分なものは無くした。
明日、先輩夫妻に見てもらい、足りない物や要らない物を見定めてもらう。先輩と我が家は上下に位置しているから、お姉さんたちも気楽に行き来できるだろう。そう思っているが、ご本人たちに満足してもらえるかは分からない。
次女たちも、こちらでどんな計画なのか、「近くなったら連絡する」というが、まだ分からない。カミさんは3・4・5・6日の食事のことを心配しているので、「あの子たちの予定が決まってからでいいのでは」と私。
私は次女のダンナと久しぶりに、ワインでも飲みながら話せればいい。ダンナの父親の病状も心配だから、元気なうちに顔を見せてあげて欲しい。だから、小学校3年生になった孫娘が来てくれるのは大きな楽しみだ。
孫娘たちにすれば、従姉妹に会えておしゃべりすることが最大の楽しみだろう。親戚が少ない現代では、従姉妹がいるだけでも幸せなことなのかも知れない。子どもの頃、家で行事があると父方の親戚が集まって来た。子どもたちの相手は私の役目だった。
母の実家へ行けば、母の弟や妹の子どもたちが、私や妹の相手をしてくれた。海の傍の叔母の家には従兄弟が3人いて、海で泳いだり、貝や蟹を捕まえて七輪で焼いて食べさせてもらった。私のすぐ上の従兄は中央大学に進み、60年安保について熱心に語ってくれた。
今は、親族の付き合いもすっかり途絶えてしまった。私は兄に代わって、兄や姉の子らと妹夫婦との食事会を行ってきたが、コロナ禍で中断している。今年の夏は会を開くことができそうに思うが‥。