友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

いろんな人がいて、いろんな活動をしている

2023年04月17日 17時55分54秒 | Weblog

 岸田首相が応援に訪れた和歌山市の漁港で、爆発物が投げ込まれる事件があり、警備の有り方や選挙の仕方までテレビで取り上げられている。警備が強化され、政治家と有権者が触れ合える機会が無くなれば、民主主義国家では無くなる気がする。政治家は命を懸けて、政治活動を行う。もし、テロで命を落とすなら本望であろう。

 漁港の名前を耳にした時、あれ、どこかで聞いたと思った。雑賀(さいか)が珍しい名称だったこともあり、初めてこの名前を見た時は「ざっか」と読んでいた。確か、雑賀衆は織田信長や豊臣秀吉と戦った地侍集団で、鉄砲と忍者活動が得意だった。その雑賀衆の中に、鈴木という名前があった。

 私は三河の刈谷の生まれだが、家康の家来の中に鈴木という名前は出てこない。石川、平岩、鳥居、本多、酒井、榊原など、高校の同級生に多くいた。ところが三河には鈴木の姓が多いのに、三河武士には居なかったのだ。一般の人々に苗字が許されるようになったのは明治になってからだから、鈴木はやっぱり平民だったのだろう。

 私が気になっていた「月城龍二」さんの短歌が、日曜日の中日新聞「中日歌壇」に掲載されていた。随分長い間載ることが無かったので、どうしているのだろうと思っていた。同じ市内の人というだけで、会ったこともなく知り合いでも無いが、短歌を作る人は居ても新聞に掲載される人は少ないので、どんな人なのか興味があった。

 「てのひらのスマホの画面ほどのビル 夏の光があふれ出してる」。これは月城さんの歌だ。スマホを操る人だからまだ若いだろう。市内の電話帳を見ても、月城という姓は無いから、歌を作る時のペンネームなのだろう。いろんな人がいて、いろんな活動をしている。それがコミュニティーだと思う。

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