友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

庭園の女性たちはとても美しく

2023年04月16日 18時54分53秒 | Weblog

 「誕生日のお祝いに、木曽路の焼肉弁当はどう?」と、カミさんが言う。木曽路から誕生日祝いのハガキが来ているので、行きに頼んでおいて帰りにもらってくる、その間に『ぎふワールド・ローズガーデン』の話題になっているネモフィラ庭園を観に行こうという計画である。

 ネモフィラは茨城県の『ひたちなか海浜公園』が有名で、次女たちに連れて行ってもらったことがある。『ぎふワールド・ローズガーデン』では、どんな庭園に仕上がっているのだろうと興味もあったし、バラがまだ咲いていない時期の公園がどうなっているのかも知りたかった。

 午後から出かけたのに、たくさんの人で賑わっていた。日曜日なので家族連れや若い人たちが多い。それにもう春なので、若い女性たちのミニスカートや短パンで姿が目を引く。東側に整備されたバラ園で、とっても脚のきれいな若い女性に出会った。カミさんに「すっごくきれいだね」と言うと、「脚ばっかり見ているのね!」と叱られた。

 『ぎふワールド・ローズガーデン』では、バラがまだ咲いていないこの時期に、客を呼ぶための工夫を凝らしていた。もうチューリップは終わっていたが、もう少し前に来たならチューリップが見事だっただろう。咲き揃ったネモフィラ庭園も秋はコスモスが植えられていたし、ヒマワリやケイトウの花壇も作られていた。

 ネモフィラ庭園では写真撮影が行われていた。結婚したカップルや子どもを抱いた夫婦をモデルに、プロのカメラマンが記念写真を何枚も撮っていた。傑作だったのは男性が女性をおんぶしたり、女性がのけぞり男性がその腰を抱えてキスしているような場面を、カメラマンの指示に従って行っていた。

 その様子を見ていた若いふたりの女性のひとりが、「ウチの彼氏は恥ずかしがり屋だから、ようせんわ」と笑った。けれど、あんな写真が撮れたらいいなと、羨ましそうな顔だった。バラ園はどこも手入れが行き届いていて、蕾も大きく膨らみ、開花を待っている。庭園の女性たちは美しく、既に春が到来していた。

 

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