友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

神様が決めてくださるでしょう

2016年12月05日 17時47分54秒 | Weblog

 物知りな友人が「95歳を過ぎるとますます元気になる。生きていることが楽しくて仕方ないと思えるようになる」と教えてくれた。彼は健康オタクで、毎日よく歩き、腹筋や腕立て伏せを欠かさない。健康のために、情報を集め、それを実践するから凄い。私は月に1回の診断で、医者から「運動していますか?」と聞かれるのに、なかなか運動しようという意欲が湧かない。

 「明日には死にますよ」と言われれば、きっと運動しようと思うのかも知れないが、今はどこも悪いことはないので横着に構えている。友だちがブログで、「左眼がかゆく、涙ばかり出る」と書いていた。アレッ、私と同じ症状だ。秋になるとアレルギー性の結膜炎になるけれど、このところ季節に限定されずに症状が現れる。身体の不調は歳のせいだろうと諦めている。

 もう72歳だ。充分に生きてきたから何が何でも長生きしたいとは思えない。先日、教え子たちのクラス会で、「75歳までには逝きたい」とこぼしたら、幹事さんから「みんな、先生に会いたいんだから長生きしてくださいよ」と叱られた。鏡に映る自分の姿を見ると、「本当に年取った」と実感する。子どもの頃、大嫌いだった年寄りに自分がなっていることに愕然とする。

 それでも後ろ向きなことばかり言っていてもラチがあかないので、少なくとも元気なうちは楽しいことを目指して生きたいと思う。80歳の友だちのお姉さんは、いつまでも美しく溌溂としていた。「また、来ます」と言ってアメリカに帰ったが、今度はいつ日本に来るかと考えていたことだろう。105歳の日野原重明さんが元気なのも、予定がぎっしり詰まっているからという。

 細菌もウィルスも寄生虫も世の中にいっぱいある。病気になることも、病気になっても死なないことも、神様が決める運命だと私は思っているので、私が出来ることはするけれど、思わないことまではしないだろう。それで神様の罰を受けることになるのか、大目に見てくださるのか、神様が決めてくださるから受け止める他ない。

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