友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

犯人探し

2008年08月12日 21時28分06秒 | Weblog
 まだまだ暑い日が続いている。今、私の一番の関心は、毎朝鉢に水をやる時にある。今朝も3つの鉢のサルビアが土の上1センチか2センチくらいのところで切り倒されている。完全に成長したサルビアではなく、まだこれから大きくなる途中の、どちらか言えば若いサルビアが見事に切り倒されている。「切り倒された」と表現した方が的確だと思えるほど、見事にバサリとやられている。

 風で折れたものではない。おそらく虫が噛み切ったものだ。私の関心は虫が噛み切ったならば、その虫はどこにいるかということだ。噛み切られたサルビアは引き抜き、新しいサルビアを植えてみた。しばらくは何事もないのに、何日かすると同じ鉢のサルビアがやはり噛み切られている。一緒に並べてある他の鉢はそういうことがないのだから、結論はその鉢の中に犯人が潜んでいるというわけだ。土を全部出して調べれば見つけられるのだろうが、表面の土を少しばかり耕してみても何も出てこない。

 それに、不思議だなと思うことは、噛み切ったサルビアの上の部分を、まるで人が植えたかのように、切った部分を土の中にまで引き入れている。その土の部分を調べてみても何もいない。相手はサルビアを管理している私をあざ笑うように、私が植え替え、これで乗り切ったかと思う頃を見計らって、噛み切ってくる。まるでゲームのようだ。噛み切ったサルビアを食べている様子がないのも不思議だ。いったい何がいるのか、何のために噛み切るのか、その現場を見極めたいと思うけれど、どうやら犯人の方が私よりも上だ。

 何年か前のことだが、サルビアではなく日々草を育てていた。この時も同じように日々草が噛み切られたことがあった。いったい何が日々草の茎を噛み切るのかと思って観察を続けた。犯人はダンゴムシだった。しかし、今回はダンゴムシはいない。だから不思議だ。

 自然界というのは人間の智恵を超えている。そんなことを感じているが、それにしてもまだまだ暑い日が続いている。人間の存在は小さいが、人間は人間がいなくては生きていけない。
コメント
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