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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夏祭りだよ!

2008年08月01日 23時35分19秒 | Weblog
 明日、明後日と行なわれる夏祭りにみんなで屋台を出店する。今年で3回目になる。この夏祭りは、市民の手作りで行なってきたので、屋台の出店は市民に限った。的屋さんはいないが、市民がそれぞれに工夫を凝らした店作りを行なっている。夏祭りだから飲み物は確実に売れるが、そういう飲み物や食べ物ではなくて、カブトムシを売っていたり、趣味の七宝焼きを販売したり、なかなかユニークな屋台もある。

 昔は普通の盆踊りだった。それが盆踊りの輪の中に入る人が減り、主催を商工会に移したがそれでも減少傾向の歯止めにはならなかった。そこで、名前を盆踊り大会から「平和を願う盆踊り祭り」に変え、実行委員会の主催に切り替えた。屋台の出店者は市民の素人に限定し、出店料を徴収せず、売り上げは全て出店者のものとした。野球チームの父母や文化サークルが活動資金集めに出店するようになり、その友だちや知人らが夏祭りにやってくるようになった。

 実行委員会形式だから行政の手からは完全に自由に行なっていたが、最近では再び行政の手中に置かれるようになってしまった。骨のあるリーダーがいるうちは独自性が認められていたが、その人たちがいなくなると、やはり行政に頼ろうとするようになってしまった。なかなか市民自治は難しい。多分それは、形のせいだと私は思っている。既成の形の中ではまだ、市民自治が生まれることが出来ない。新しい形が生まれて初めて市民自治は誕生するのではないかと思っている。

 私たちが販売する品のお品書きは私の担当だ。何と言っても目玉商品は、アユの塩焼きである。釣りの好きな人がいて、会社を休んでまでアユ釣りに出かけている。その釣ってきた天然アユを皆さんに食べてもらいたいというので、アユの塩焼きをやっているのだが、これは人気が高い。天然物だけでは追いつかないから養殖アユも塩焼きにして売るのだが、買いに来る人はやはり天然物がいいと言う。

 「この店は良心的だから」と言って、何度も買いに来てくださるお客がいることが私たちの誇りだ。多分、素人集団だからエラぶらないことがお客さんによい印象を与えているのではないかと思う。60歳前後のおじさんとおばさんばかりだけれど、今年はイケメンの大学生が加わってくれた。中学生のホントに若いお兄ちゃんもいる。活動する人たちの幅が広がったことが何よりもいい。私が知ってるの佐賀のお姉ちゃんも誘ってみたいくらいだ。

 私たちの売り物を挙げれば次のとおりだ。先ほどのアユの塩焼きをはじめ、焼きおにぎり、焼きそば、たいやき、鳥皮・焼き鳥・ネギマ、かき氷、枝豆、発泡酒、ビール、生ビール、ウーロン茶と緑茶、焼酎オンザロック、ポン菓子と駄菓子、ラムネなどである。汗まみれで焼く人がいて、声を限りに懸命に売る人がいて、お金を管理する人や縁の下で働く人などがいて、様々な人の善意がつながっていくことがこの祭りに参加する楽しみである。

 そんなわけで、明日と明後日はブログがお休みとなることをお許しいただきたい。もし、パソコンに向かう時間の余裕があればもちろんお伝えしたと思っている。じゃあお休みなさい。
コメント (1)
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