7月29日(金曜日)に西南図書館で、小学4年生から6年生までを対象とした講座「ワクワク科学教室」が開催されました。
大阪大学の自然科学系分野女子学生ネットワークasiam(アザイム)のメンバーが講師となり、28名の子どもたちが、キラキラボトルを作りながら楽しく科学について学びました。
ボトルに水、そして油を入れていく作業はスポイトを使って、実験室さながらの緊張感をもって行われました。ボトルに入れた水と油がはっきり分かれて層ができると、「水に油をそそぐとどうなった?」「どうしてそうなるの?」をみんなで考えました。そして、そこにビーズを入れると、「ビーズはどうなった?」「他にも身のまわりに同じような例がないかな?」と、楽しみながら比重について学びました。
講座のあとは、つくったキラキラボトルをそれぞれ持ち帰り、楽しい夏休みの思い出となりました。
この講座は「小学生に科学の楽しさを伝えたい」という大阪大学の学生たちの発案により企画されたものです。大阪大学と箕面市教育委員会との協働の取り組みとして、西南図書館のほか、中小学校の放課後活動プログラムとしても行われます。大阪大学では理工系学部に進学する女子を増やす取り組みを行っており、この講座もその取り組みのひとつとして行われました。理系女子学生の多くが小学生の時に理系進学を決めており、「科学って楽しい!」と感じる体験をしたことが進路決定につながっているそうです。
この夏休み、さらにワクワクするような発見につながるといいですね。
<夏休みの自由研究はバッチリだね!