当日、お天気は晴れ、気温も心地よく、絶好のまちあるき日和となりました。
阪急宝塚線沿線観光あるきは、箕面観光ボランティアガイド(MVG)による案内を聞きながらまちを歩くことができるのが魅力で、とても人気のあるガイドツアーです。
午前9時30分、19名の参加者が続々と集合し、ガイドツアーの行程等の説明後、いざ阪急桜井駅を出発。
現在、箕面市内では、まち中の色んな場所で色とりどりの草花が咲いています。そんな草花に目をやりながら元気に歩きました。
趣あるまちなみや、保護樹木に指定されているクスノキ、高札場跡(昔の掲示板)や道標などについてわかりやすい説明があり、参加者から「知らなった」「そういうことだったのか」など驚きの声や、ガイドさんの豆知識に笑い声が広がるなど和気藹々。
途中、カルピス発祥の地「教学寺」に立ち寄りました。
続いて、赤穂浪士48番目の義士と言われている萱野三平の旧邸(涓泉亭)に向かいました。
ここでは、ボランティアガイドによる萱野三平の生涯などについてわかりやすい説明があり、参加者のみなさんが熱心に耳を傾けておられました。
その後、石丸地区にあるレンゲ畑で、一面に広がるレンゲを楽しみました。
4月29日(土曜日)には、レンゲまつりが石丸1丁目の萱野東小会館「灯ろうの家」周辺で行われます。是非、この時期だけの美しいレンゲ畑をご覧にお越しください。※雨天時は30日に順延
そして、最終目的地である帝釈寺に到着。
塩と梅酢に漬けた八重桜の花が入っている桜茶をいただきました。ここまで歩いてきた疲れが癒やされます。
そして、このツアーのメインである「座禅」と「精進料理」を体験。
まずは、静かな道場で座禅体験。
呼吸を整えながら、自分と向き合うこと約30分。
短い時間ながら、スッと心が穏やかになる時間を過ごし、皆さん和まれていました。
その後、精進料理と茶がゆをいただきました。
一口一口味わいながら、みなさんゆっくりと色とりどりの旬の食材を楽しまれていました。
阪急桜井駅から帝釈寺までの約5.6kmのまちあるきはあっという間に終了し、午後2時頃には解散となりました。
阪急宝塚線観光あるきは、阪急電鉄や能勢電鉄の各駅から出発するまちあるき・ハイキングのことで、阪急電鉄(株)と能勢電鉄(株)、さらに阪急宝塚線・能勢電鉄沿線の自治体や観光協会などが協力して実施しています。
4月から11月までの間、ボランティアガイドさんの話を聞きながら楽しく歩ける「無料ガイドツアー」や「体験型ツアー」が催されるほか、パンフレットを片手にご自身で自由に歩くこともできます。
沿線の各地域で魅力がたくさん詰まったガイドツアーが今後も開催されますので、是非、ご参加ください。
阪急宝塚線沿線観光あるきホームページ
http://www.hankyu.co.jp/area_info/kankouaruki/takarazuka/index.html
<モミジーヌも観光あるき、参加してみたいモミ~