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とどろみの森学園の児童が収穫体験!止々呂美地区特産・ビワの収穫が最盛期です

2015年06月25日 | こんなことがありました!

箕面市北部の止々呂美地区で、特産のビワの収穫が始まっています。大阪府内でビワの生産・出荷をしているのは、箕面市だけです。


止々呂美地区では、農家が山の斜面を利用してビワを栽培し、例年6月末から7月にかけて収穫します。止々呂美地区で栽培されているビワは「田中」という品種で、肉質が柔らかく、また果汁も多く粒も大きいため高級品として取り扱われています。
ビワは、雨が多いと実は大きくなり、日照量が多いと甘さが増します。今年の収穫量は平年より少し少なめですが、ビワの出来はよく甘さは充分だということです。

昭和40年代頃の止々呂美地区では、100軒近くの農家がビワの栽培をしていましたが、シカなどの被害に遭うことが多く、また農家を継ぐ人の減少などから、現在、ビワの栽培を行っている農家は10軒弱ほどになりました。
 ビワの皮は非常に繊細で傷つきやすいので、春ごろに一つ一つ手作業で実を袋で覆います。そして、慎重に収穫され、手作業で重さと品質をチェックし、箱詰めされていきます。

今日は、箕面市立とどろみの森学園3年生の児童57名も、ビワの収穫を体験しました。児童たちは、総合学習の一環で地域のことを調べており、5月上旬に地元の特産物であるビワの袋がけの体験をしました。自分たちが袋がけをしたビワを収穫できるとあって、子どもたちは大はしゃぎでビワの木に駆け寄っていました。

初めてビワを収穫した止々呂美小学校3年生の池田健人くんは、「ビワに袋をかけた時は実がまだ小さかくて緑色だったけど、大きなオレンジ色の実になっていてとても美味しそうです。早く食べてみたいです」と話していました。

ビワを生産する尾上喜治さんは「ビワの育成は手間がかかり大変ですが、子どもたちが喜んでいる顔を見ると嬉しいですね。止々呂美の特産物であるビワのことを知って、将来的にビワの生産を担ってくれる子がいたらなと思います」と話されました。

各農家でもビワの収穫が最盛期を迎えています。JA大阪北部止々呂美特産物センターではビワを販売していますが、今年はすでに予約でいっぱいだそうです。なお、価格は2L・3Lサイズ1箱(2キログラム)3500円(税込み)、Lサイズ1箱(2キログラム)3100円(税込み)、Mサイズ1箱(2キログラム)2700円(税込み)となっています。

◇販売に関する問い合わせ
JA大阪北部止々呂美特産物センター 電話:072-739-0193
(不在時は萱野支店に転送)
JA大阪北部萱野支店 電話:072-722-5451

 

 

<止々呂美のビワは朝市にも出荷されるそうです。みんなも食べてみてね~

 

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