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昔の暮らしが見えてくる!貴重な民俗資料を展示する企画展「昔の生活スタイル展」が郷土資料館で開催されています。

2023年10月06日 | こんなことがありました!

郷土資料館では、移転準備のため「みのおサンプラザ1号館」での最後の企画展となる「昔の生活スタイル展」が開催されています。これまでも箕面が辿った歴史や箕面に住む人々の暮らしを常設展示や企画展で紹介しましたが、今回の企画展は、その集大成と位置づけ、市民の皆さまから寄贈された多数の収蔵品を中心に、衣食住の観点から、「昔の生活スタイル」として展示紹介しております。


前半(10月6日~11月8日)は着物を中心とした「着る・装う編」で、昔の着物や装飾品、袋物、履物などの当時の貴重な資料を昔の生活のシーンに合わせて紹介しています。また、後半(11月24日~12月27日)は生活用具を中心とした「くらしの道具編」として、今では見かけなくなった道具などを紹介します。


「着る・装う編」では、「普段着」「お出かけ」「涼をとる」「仕事着」「ハレの日」の5つのコーナーに分け、たくさんの着物を展示しています。「普段着」のコーナーでは、家でのくつろぎ着、「お出かけ」では華やぐ装い、「涼をとる」では避暑の工夫、「仕事着」では働く衣服、「ハレの日」では祝いの着物を展示しています。出かける際の訪問着や道行(みちゆき)、夏祭りなどで涼をとるための浴衣(ゆかた)、仕事の場面では、ねんねこ袢纏(はんてん)や脚絆(きゃはん)、前掛け、特殊な装束(火事装束)、ハレの日では当時着用されていた婚礼衣装や黒留袖(くろとめそで)、振袖などの衣類、またお宮参りや七五三などの貴重な衣装を展示しています。


とくにハレの日のコーナーでは、衣紋掛け(えもんがけ)にかけられた美しい柄の婚礼衣装や細部まで美しく彫刻された鼈甲簪(べっこうかんざし)などから、華やかな雰囲気が漂い、美しい日本文化や特別な節目に対する日本人の伝統的な価値観が感じられます。


また、各コーナーでは、衣類と併せて当時の生活で使用されていた小物や、ハレの舞台などで着用する装飾品など、当時の生活スタイルを切り取った資料が数多く並んでおり、とても迫力のある企画展になっています。今回の企画を担当した職員は「着物や装身具は生活と切り離せないものです。着物や装身具を通して、昔の人たちの生活スタイルを感じ取っていただければと思います。」とコメントしました。



●企画展「昔の生活スタイル展・前半:着る・装う編」(開催中)
【期間】10月6日(金曜日)~11月8日(水曜日)まで ※毎週木曜日休館
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(箕面6-3-1、みのおサンプラザ1号館地下1階)
【費用】無料
【問い合わせ】電話:072-723-2235 FAX:072-724-9694

●企画展「昔の生活スタイル展・後半:くらしの道具編」 (開催予定)
【期間】11月24日(金曜日)~12月27日(水曜日)まで ※毎週木曜日休館
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(箕面6-3-1、みのおサンプラザ1号館地下1階)
【費用】無料
【問い合わせ】電話:072-723-2235 FAX:072-724-9694

 

 

<昔の生活にふれるモミ~!

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