撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

ニュージーランドへの里帰り旅行

2024年08月13日 | 国際交流員から

ニュージーランドで見た絶景の数々

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

皆さん、こんにちは!
ニュージーランド(以下、NZ)出身の国際交流員トレースです。今回のテーマは「NZへの里帰り旅行」ですが、その前にことわざを紹介します!

日本語で「わが家にまさる所はない」、そして英語で「Theres' no place like home(ゼアーズ ノー プレイス ライク ホーム)」と言いますが、NZのマオリ語では・・

「Kia mau kite tokanga nui-a-noho」
(キア マウ キ テ トカンガ ヌイ ア ノホ)

・・と言います!直訳すると意味は少し違いますが、趣旨が一緒です。

そんな我が家を訪れるために、先月、里帰り旅行でNZに行ってきました!2021年11月に箕面市で暮らし始めてから初の里帰りでしたので、およそ2年半ぶりでした。
私は日本を第二の故郷だと思っていて、日本の夏祭りや行事に参加したかったのですが、日本の夏の湿気にかなり弱いのでNZへの旅行を企画しました。NZでは冬の間そんなに寒くなく(通常7~12度)、風が強くて雨の日が多いですが、滞在した間の半分ほどはいい天気に恵まれました。

車から見た農場の羊(緑にある白い斑点)

最初は国際空港のオークランドに到着してから、国内便でウェリントン市(首都)へ行き、郊外部にある実家に着きました。

2022年に新しくできた「WELLINGTON(ウェリントン)の「I」になる」フォトスポット

実家で父の家庭料理を食べたり、久しぶりにブラウニーなどのお菓子を作ったり、ゆっくりと過ごすことができました。また、市内で友達と会いました。普段から一緒にカフェやレストランに行くことが多いので、今回も友達と何軒もの店を巡って、地元のコーヒーやクラフトビールを楽しみました。初めて書いたブログでもウェリントン市について紹介しましたので是非ご覧ください!

おいしかった料理
カフェ・レストラン外食(上列、左から):本日のパスタ、アボカドトースト、ビーフフォー
ファストフード(中央列):ミンチチーズパイ、チキンクランベリーピザ、フィッシュアンドチップス
父の家庭料理(下列):カルボナーラ、鶏肉と野菜のロースト、ビーフキャセロール

せっかくのNZ旅行でしたので、箕面市と姉妹都市であるハット市も訪問しました。ハット市は同じウェリントン地域にありますので、すぐ行けます!
そこで箕面市と交流活動をしている方々と会い、彼らからのおもてなしを受けました。日本への情熱も感じて、嬉しかったです。

左上:ハット市役所内「姉妹都市」の看板
右上:議会室にある「トゥクトゥク」(マオリの伝統的な格子細工)
下:箕面市とハット市の間の国際交流拠点として整備された「ハット箕面友好ハウス」、そこで活動をしている「表千家茶道クラブ」

また、在来種の保護施設・自然散策エリアの「ジーランディア」にも行きました。そこで保護されている自然散策エリアに入ると、在来種の動物(特に鳥)を見ることができます(絶滅の危機に瀕しているため、野生ではほとんど見られません。保護施設の周囲には外来動物が入らないようにフェンスが設置されています)。
私は特に鳥に夢中になっているわけではありませんが、NZの動物の中で一番独特なのは在来種の鳥たちですから、それらは本当に「タオンガ」(マオリ語:国の財産)だと思っています。今回は平日に行ったため、周りにほとんど人がいない状態で国の財産を見ることができて感動的でした。鳥について興味があれば、以前のブログに詳しく書いています!

左:タカへとツーショット(約500羽しか存在しないNZの飛べない鳥の一種)
右上:ケルル(通常の鳩より2~3倍大きいニュージーランドバト)
右下:トゥアタラ(「生きた化石」と呼ばれるムカシトカゲ)

最後に、国に帰り、不思議に感じたことを少し説明します。
久しぶりにウェリントン市の都心部を歩き回り、街並みはほとんど変わっていませんでしたが、不思議な時間の経過を感じました。箕面市で暮らし始める前、市内へ何年間も通っていたときは、街ですれ違う人の顔をなんとなく無意識で覚えていました。今回はそこにいる人々が代わったと感じて、タイムリープをしたかのようでした。そういう気持ちも「リバース(逆)カルチャーショック」とも言えるでしょうか。皆さん、自分の故郷を離れて久しぶりに帰ったとき不思議に感じたことがありますか?

市内を歩くと知り合いに出くわすことも珍しくないので、たまたま数人の友達と会うことができました。日本の暮らしでは、NZから旅行で来ている数人の友達に会うことができますが、久しぶりに会えた友達も含めて、みんなで遊びに行けて本当に嬉しかったです。「わが家にまさる所はない」を実感することができた里帰りでした!


街並み

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箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)!




  8月は暑いモミッ!無理をしないでね~

 

箕面市では、6月1日から8月31日まで、統一キャンペーン「あなたの大切な一票が未来の箕面を築きます 8月25日は箕面市長、市議会議員選挙」を行っています


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