3月6日は、暦上、冬ごもりしていた虫が地上にはい出る啓蟄(けいちつ)です。府営箕面公園昆虫館の放蝶園では、さなぎから羽化したばかりのチョウが優雅に舞っています。
府営箕面公園昆虫館には、室温が20度前後に保たれた放蝶園があり、常時約15種、約500匹のチョウが放たれ、優雅に舞う姿を間近に見ることができます。
4月以降は、飼育箱で羽化したチョウが最初に飛ぶ瞬間に立ち会うことができる放蝶体験も実施します。昆虫館が昆虫に親しみをもってもらおうと行っているもので、希望する来館者が当日先着順で体験することができます。
昆虫館の久留飛克明館長は、「ぜひ一度昆虫館にお越しください。昆虫館では珍しい昆虫を見ることができますが、“珍しい”で終わらせるのではなく、みなさんの暮らしている日常でも、周りにいる昆虫や環境に思いを巡らせてほしいです。昆虫館に来たのをヒントにして、日々いろんなことを疑問に感じてほしいです」と話しました。
【問い合わせ】
府営箕面公園昆虫館
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:火曜日(但し、火曜日が祝日のときは開館し、翌日休館)
入 館 料:大人 270円、中学生以下無料
お問い合わせ:電話072-721-7967、ファクス072-721-7655)
<きれいなチョウがいっぱいいたよ。箕面公園は昆虫の宝庫なんだね。