令和6年1月24日(水)、北大阪急行電鉄延伸開業に備え箕面船場阪大前駅において、箕面市消防本部、北大阪急行電鉄株式会社及び豊中市消防局が合同で消防訓練を実施しました。
訓練は、「千里中央駅から箕面船場阪大前駅へ走行中の電車内で火災が発生した」との想定で実施しました。箕面市消防本部52名、北大阪急行電鉄株式会社30名、豊中市消防局4名の計86名が参加しました。
現場到着した消防隊は、状況を確認するため地下に向かいます。その後に到着した隊は駅構内にいる方の避難誘導をします。
指揮隊は、地上のエントランスに指揮本部を設置します。地上と地下では電波が届かないため、通信を可能にする無線通信補助設備に無線機を取り付け、通信手段を確保します。
地下1階の駅務室では、前進指揮員を配置し危険な地下駅への進入管理や現場の状況等を指揮本部へ報告します。
火災が発生した電車は、乗客を乗せたまま、車両扉とホーム柵の開閉位置がズレた状態で停車しています。4両目の車両から煙が出ています。
「箕面市消防隊です!すぐに助けますよ!」
ホーム柵の非常開放を実施し、乗客の救出にあたります。
乗客を南北の階段から避難させます。「もう安心ですよ!足下に注意して避難してください!」
「乗客の避難が完了!放水開始!」
訓練終了後には、非常時におけるホーム柵の操作方法や駅務室の非常用設備の説明会が実施されました。
地下駅での活動は危険も多く、迅速な消火・救助活動が必要とされます。
本日の訓練を生かし、今後も技術向上、連携強化を図り、市民の皆様の安心・安全のために日々精進します!
<消防隊員のみなさん、がんばってモミ~!