令和3年(2021年)7月7日(水曜日)、滝ノ道ゆずるが「箕面市立青少年指導センター 一日館長」に就任しました。
最初に、箕面市役所別館3階にある箕面市教育委員会子ども未来創造局児童生徒指導室を訪問しました。
児童生徒指導室では、どのような仕事をしているのでござるか?
児童生徒指導室は、今年度新しく設置されました。特に、児童・生徒の指導に関する業務を行っています。
業務内容を一部紹介すると、いじめ防止や不登校、部活動などの生徒指導に関すること、チャレンジテストや職場体験など進路指導に関すること、就学前健診や健康診断、ブラッシング巡回指導など学校保健に関すること、児童・生徒等の教育相談などに関することなどについての業務を実施しています。
また、青少年指導センターも児童生徒指導室に所属しています。
児童・生徒に関するさまざまな業務をしていることがわかったでござる。
いじめ防止の取り組みの一つである「生徒会学習会」には、ゆずるもあとで参加するでござるよ!
次にゆずる館長は、青少年指導センターで仕事の手伝いをしました。
プルルルル・・・ゆずる館長、電話です。
もしもし、拙者、滝ノ道ゆずる青少年指導センター館長でござる。
そなたは何者でござるか?
市民の方でござるか。「こども110番」運動について知りたいのでござるね。
箕面市の「こども110番」運動は、平成9年に神戸で起きた小学生殺傷事件を契機に子どもたちが安心して暮らせる環境を確保するため、箕面市PTA連絡協議会からの提案により、青少年を守る会や箕面警察署、箕面市が協力して大阪府下で初めて取り組まれ、現在2,125件の皆様にご協力をいただいているでござる。
子どもが危険を感じた時に逃げ込める場所として、個人宅や店舗に「こども110番」プレートやステッカーの設置をお願いしているでござる。
「こども110番」ステッカー、プレート(いずれもA4サイズ)の設置にご協力いただけるかたは青少年指導センター(721-1900)までご連絡お願いするでござる。
続いて、ゆずる館長はZOOMで開催された「いじめ防止に係る箕面市中学校生徒会学習会」にゲストとして参加しました。
はじめに、青少年指導センター館長より、「いじめの定義」と「昨年度の学習会の振り返り」の話がありました。その後、第三中学校から生徒会の取り組みについて発表してもらいました。
今回の生徒会学習会のテーマは、「いやな思いをする友だちをなくすために生徒会として出来る取り組みは?」です。まずは、事前に各学校で具体的な事例について考えてもらっていたので、その話し合った内容について交流を行いました。
交流は、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を利用して、他校の生徒会の人たちと意見交換を行いました。今回の具体事例は、SNSの中で行われたいじめについてでした。
グループ協議で出た内容を各学校から発表してもらい、さらに意見交流を行いました。
具体事例を検討する中でSNSの使い方について意見が出ました。
SNSでのいじめに関して
「匿名可能な機能などを使ってしまったことは原因ではないか」
「使い方やリスクについての知識をあまり持っていなかったことによって起きてしまったのではないか」
「個人情報をネットにあげたのが問題ではないか」
などの原因を考えてくれました。
さらに、SNSなどのいじめもある中で、生徒会としてできる取り組みについて
「被害にあった子の話を聞いてあげる」
「相談できる機会をつくる」
「SNSに関しての啓発(生徒会新聞、ポスター、劇や動画)を全校生徒に向けて行う」
「SNSの使い方講座をする」
「話を聞くだけでは、わからないので、実体験できるようにすると良いのではないか」
などさまざまな意見を交流しました。
後に出してもらった感想文に、
「他校の生徒会でどのような活動をしているのかを知れたので良いことを取り入れていきたい」
「架空のアカウントを作ってインターネットの怖さを知らせられるようにしていく」
「いじめられた人たちが相談できるような環境作りが必要だと感じた」
「インスタなどのSNS講座を開きたい」
「相談場所をインターネットやSNSにも設ける」
などの意見がでていました。
参加していただいた箕面警察少年係や池田少年サポートセンターの方も、各中学校生徒会役員の熱心な姿勢に、「熱心な意見交換を行っていて、箕面の生徒会はすごいなと感じました。また、なかなか自分事として捉えていくことは難しいので、今回のように具体的な事柄をあげていくなどしてみんなで考える時間をとってほしい。そして、自分たちだけで解決しようと思わず、周りの大人を頼って相談してほしい。」と感想を述べられていました。
ゆずる館長、最後のお仕事は七夕さまにみんなの願いを届けることです。
今日一日、館長としてたくさんの仕事をしたでござる。
特に、生徒会のみんながいじめのことについて、真剣に話し合う姿を見て勇気づけられたでござる。
いじめについて、一人一人が真剣に「どうしたらいじめがなくなるのか」と考え、取り組みを行っていくことが大切でござる。みんなで協力して、嫌な思いをする友だちがいなくなるように協力して取り組んでほしいでござる。そのために、拙者も協力するでござる。
今回は、コロナウイルス感染拡大防止のため画面を通しての会議でござった。また、当日の大雨の影響で何校か残念ながら参加できなかったでござるが、後日、青少年指導センター館長と意見交換して、たくさんの意見を言ってくれたと聞いたでござる。
次の機会にはみんなとぜひ会いたいでござる。
みんなが災害やコロナに負けず元気に過ごせるように七夕さまにお願いするでござる!
<ゆずる、一日館長お疲れ様。モミジーヌも、こども110番運動やいじめを発生させない環境づくりに協力するモミ~!
現在をいきいきと暮らし、生涯にわたって心もからだも健康に過ごすためには、正しい食習慣を身に付けることが大切です。市では、毎日の食生活における目標を掲げ、市民のみなさんに実践を呼びかけています。