ちい Road

料理中心、時々戯れ言

大阪くらしの今昔館

2011年01月29日 | Weblog
先日のことです。
「大阪くらしの今昔館」というところを見てきました。


こんなポスターが街に貼ってあるのをみかけて行ったのですが
大阪くらしの今昔館というのは建物の中にあり常設されて普段から
見られるのですが、昭和レトロ家電というのは企画展で2月の11日
までしか見られません。

天神橋6丁目の駅の上にある建物の中にある大阪くらしの今昔館。
江戸時代の街並みを再現したり、ジオラマで昭和の大阪の町並みを
再現したコーナーがあったり、古い家電なども少し置いてありました。
これが常設されています。


江戸時代の街並みは時間とともに朝から夜まで照明で演出されていたり
雷が鳴ったりして街の雰囲気が楽しめました。

これは夕焼けを表現しています。


昭和の町並みのジオラマは解説と共にジオラマがドリフの回る舞台のように
とは違いますが、そんな雰囲気で展開して戦後の街の復興などがわかりやすく
展示してありました。



ガスの炊飯器ですが、興味深いことにスイッチが炊飯と七輪モードがあり
七輪の代わりに釜の部分をはずして使用するのか、七輪をのせるのかわかりませんが
七輪が生活の中に溶け込んでいた様子がうかがえます。

今では想像できませんが、ガスのアイロンがあったんですね。昭和25年のもの。


こちらは昭和2年の電気アイロンです。ガスのもそうですが温度調節もなく、
コードを抜いたり入れたりしながら調節したのでしょうか。


こっちは昭和30年のガスのトースターです。

トーストをこんな大げさなガスのトースターで焼くなんて今では考えられませんね。
ちなみにトーストは今のグリルで焼くと外がカリっと中はふっくらで美味しい
ので時々やります。焼いたときの水分が外に出る作用で魚の臭いなどは
つかず早いし便利です。


氷を上に入れて使う冷蔵庫です。
家に電気冷蔵庫が来たのは姉が生まれたとき祖父が母が大変だろうからと
買ってくれたそうです。
自分が幼いころは近所でも氷屋さんが氷を大きなのこぎりでガシャガシャ切っているのを
しょっちゅう見かけましたからまだまだ使われていたのかもしれません。

こうして常設展示が面白くて当初見ようと思っていた昭和レトロ家電が駆け足
でしか見られなくなってしまいちょっと心残りなのでまた見に行こうと
思っています。
レトロ家電は鉄道マンの増田健一さんという方が収集されたものだそうで
どれも綺麗に磨かれており、コレクションを愛している様子が伺えました。
古いものっていうのは何か心惹かれるものがあります。



コメント
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