蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

こうなるとは、わかっていたけれど

2024-05-09 | 時事&世の中
毎日、ニュースをいやというほど見る。
ドラマよりリアリティがある。(当たり前か)

人口ボリュームの多い団塊の世代が揃って歳を重ねるピーク時、
2040年には、(65歳以上の)認知症患者の人々は584万人に推計される。
(※厚生労働省、5月8日、公表)
認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)患者は、613万人だとか。
MCIは、65歳以上は7人に1人。
それでも、前回の予想(802万人)よりは、認知症の人数が減っている予想となっている。
人々の健康志向が高まり、予防的ライフスタイルを実践しているからのようだ。


7人に1人って、すごい。
あなたも、あなたも、あなたも。
ちょっと持病があります、
最近、目が見えにくくなりました、
耳が聴こえにくくなりました、
白内障の日帰り手術受けました、
のイメージか。
ましてや、軽度認知障害となると、普通にそこらあたりにゴロゴロいる。

ひょっとして「認知症」?と可能性を疑うと、烈火のごとく怒る人がいる。
絶対に自分は片足も突っ込んでいない、と断言する。
認知症気味、認知症傾向、と、言葉を濁しても、烈火の高い温度は下がらず。
自分にはあり得ない、と強い拒絶反応を示す方々。
アレがない、コレがない、と、周りを探し回っている人、認知症ではなく、日常の単なる老化だとしても、、、
それが益々深刻になったとしても、
病名が付いてよかったね、である。

自分はよくても、周りはよくない。
が、「皆んなそうよ、それがなにか? どうかした?」と大多数になると、自分も周りも、意識は変わってくることだろう。

わたしの身内親戚も、高齢認知症がいっぱい。
晩年、最後は認知症になった人と、認知症にならなかったが高齢病没の人は、ほぼ同数か?
認知症であり、なお、最後は臓器がもたない場合もある。
身内では高齢ガン率が高い。
高齢になると、似たような経路をたどる。
皆んな、高齢まで生きてきたという長寿の幸せを全うしている。
天使になってあの世に旅立つ高齢の皆さんはいない。
高齢のまま。
何人も何人も、身内や親戚を見送ると、人は必ず死ぬということが、今更ながらわかる。
そのオマケとして、認知症が付随する。
武士が切腹する時に介助役がいるような、そんなわけにはいかない。
生活の介助はいるが。

いずれ来る道、いずれ行く道。 
避けられない。

ただ、非婚、お一人様、独居が増えているため、社会制度上の対策が必要。
これが喫緊の課題である。

子供は生まれない、高齢認知症は増える、、、少子高齢化社会だと随分前から言われていたのに、実際に到来の波を肌で感じるまでは、他人事。
空き家だの、消滅可能性自治体だの、目の前に実態が晒されると、準備も整備も出来ていない。

暗い話題に、明るい〆はないか?
、、、今日を精一杯生きよう。
行政は、要。
そのためには、選挙の投票は真剣にしよう。

※写真は4日前、ウブドの街歩きショッピング中、お店の横あたり





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