
爽やかな秋晴れが続く。
秋祭りもあちこちで催されているようす。
昨夜は花火に酔いしれた。
こころの底から、ああよかった、としみじみ満足感に浸った。
本来、昨日は、大嫌いなAさんと、大規模なダンスパーティに行くことになっていた。
先月末、試合最終日に、勇気を出して声を振り絞り、前にAさんにいただいた、昨日開催されるパーティ券を返却した。
「お祭りがあるので、行けません」
Aさんは、一瞬、怪訝な顔をしたものの、パーティ券を受け取ってくれた。
「お近くのどなたかとパーティ参加してください」
の、わたしの言葉通り、どうやら「誰か」をお誘いしたと思える。
昨夜、アップされていた趣味SNSの日記。
某Bさんが、誘われペア結成を申し込まれた旨を書いておられた。
どこの誰とも書いてなかったが、ぴんと来た。
しばらくして、その日記は削除された。
これまた、ぴんと来た。
Aさんの仕業だと直感した。
Bさんが、わたしと違うところは、きっぱりお断りになったところ。
つくづく偉いなあと感心した。
わたしは、その時点(申し込み)のミス行動で、半年の歳月と脚(悪化)、そして、もう一人の優良な相手、さらに、わたしのプライドを失った。
わたしは、なぜ愚直にも断らずに進んでしまったのだろう。
しかし、
「やらずに後悔すること」と、
「やって後悔すること」では、やって後悔したほうがよい、と、よく言われる。
なので、わたしは後者だったというわけだ。
判断能力が甘いだけかも知れないが。
Aさんは、前科数犯だということがわかった。
人のSNS日記にイチャモンをつけ制限を加える。
その行動で、Aさんの歪な性格の一面は露呈されている。
にもかかわらず、そのまま進んでしまった、愚かなわたし。
今までも、何人かに同じようなことをしていて、された人が日記に書くことにより、Aさんの行動、実像を明るみにされたくないのだ。
だから、不特定多数、公への口を封じる。
書かせない。
はじめの頃は、「なぜだろう?」とは思っていたが。
今頃、答え合わせをしたかのように、はっきりクリアにわかった。
わたしが、Aさんに我慢出来なくなった大きな理由の一つとして、言語封鎖があった。
SNSでの発言をAさんの好みのものだけに制限する。
SNSのみならず、わたしが別人に送る個人宛のメールまで、自分で加筆訂正を加える。
これは、異常であると、その時も思ったが、ことは動いてしまっていて、流れを止めることはできなかった。
その時点でもペア解消をしようと思えば出来たのに。
わたしも、走り出した船は、そう急には止めることが出来ないと思い込んでいたようだ。
Aさんにも、Bさんにも裏を取っていないし、わたしと組む前の直近ペア相手のCさんにも、確認していない。
しかしながら、点と点は、確実に繋がっている。
ただ、皆さん、ことを荒だてたくないし、Aさんに直接、誰も何も知らせないし、感想も言わない。
なのでAさんは延々と、自分の行動が知られていることに気づくことなく、同じ行動を繰り返す。
皆んな、Aさんから完全に離れたいので、少々、嫌なことを後から発見しても、何も言わずに振り返りもせず去るのだろう。
握っている小石をぶつけてみても、なんの意味もない。
我々は、何事もなかったかのように、他人の顔になる。
どこかでお会いしても、会釈ぐらいはするだろう。
皆さん、大人なのだと、今更ながら思う。
それにしても、昨夜の花火大会、夜空に炸裂する花火に、いいようのない開放感を味わった。