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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

無償

2014-03-15 | 日々のこと
自己チューばかりしてないで、「いい人」になろうと頑張った。
自主的に、自分の楽しみの時間をあえて削って、人の役に立てるような用事を引き受けた。
一生懸命、尽くした。

それで、例えば、感謝や労いの言葉、笑顔、あるいは、事態の改善につながる、
または、人物評価が少しでも上がったとする。
すると、自分の自己チュー楽しみと交換に、別のものが手に入る。
満足、気持ちいい汗・・・ということになる。
頑張った分だけ、得るものがあるわけだ。

が・・・
逆に、頑張ったのに、期待するような評価はなく、虚しく徒労に終わったとする。
しかも、時間を作るために、多少、無理を言って他人には我慢してもらっている。
そうやって他人に泣いてもらって苦労して、わざわざ楽しみの時間を犠牲にして作った時間、
その引き換えに、得るものはなく、落胆。
持ち出した大切な時間の代償を求める。
「返せ~、わたしの貴重なかけがえのない時間を~」、となる。

見返りを期待すると、そうなる。

自主的に「いい人」になろうとしたのに、なりきれなかった結果だ。


なにごとも、無理をしてはいけない。見返りを期待してはいけない。
無理した分だけ報われると、爽やかな汗になる。
が、無理した分だけ疲れるだけに終わると、虚しい疲弊の汗になる。

無理するということは、努力するということだ。
努力したからといって、必ずしも報われるわけではない。
結果がすぐに出るわけではない。

すぐに挫折して、もとの自己チューだけの人間に戻る場合もある。
少しずつ、頑張る場合もある。
自分に負担がかからない程度の努力が、よろしいかと。
負担をかけすぎると、ストレスになる。
よかれと思ったことが、逆効果になる。

自然なかたち、自然な流れで、人にも自分にも押し付けることなく、
「いい人」になれたらいい。
あくまでも無理をせず、自分の器、能力に応じて。
あるいは、能力を少しずつ、広げる、大きくしていくトレーニングをするといいかも。


評価や結果に期待しすぎないこと。とらわれすぎないこと。
無理をしないこと。頑張りすぎないこと。

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わたしは、まだまだ、だ。