へんな洋食屋カフェ

post-ent@blog.goo.ne.jp classico-nova-@docomo.ne.jp 0457120525 09040259080
へんな洋食屋カフェに為ってから初めての大宴会の予約が舞い込む。マァ料理屋さんや高級なレストランなんかでは「ふぅん、そんなモンっ！」と感じるかも知れないが、カフェにしてからはチョロチョロと５人７人10人なんて宴会は戴いたがどんな事に為っても一人中り5000円が良いところである。それがだね12月の予約で貸し切り20人、しかもお一人様9000円の大盤振る舞いである。公団関係としか謂えないが福利厚生で全額領収証通り出るとの事である。さぁ大変だっ！お一人様9000円と謂えば安い温泉街ならば一泊二食付でお泊まりモンである。へんな洋食屋カフェには蒲団は無いし温泉も沸いていないから料理勝負だなぁ！久しぶりに料理歴30年の腕を奮える訳である。キャビアも使えるしフォアグラだって使えるしトリフも勿論だしそんな金額ならばなんでも有りの料理が造れる訳である。予約客曰く、和食料理屋は何度も使ったが鍋も刺身も天ぷらもいずれも醤油味でもう飽きたとの事。中華料理も化学調味料と豆板醤ばかりでどれもこ
れも食材違えど全て同じ味でもう飽きたとの事。で、夏の納涼会で当店を使いどれもこれも味付けが違うと喜んでくれ再び予約と相成った訳である。考えるとカフェにしてもトマトソースは造り、デミグラスソースも造り、オニオンソースも造り、醤油も仕込み、ベシャメルソースもタルタルソースもワインソースも仕込んでいるから組み合わせれば13種類の味付けは出来る訳だよ。腕の見世処である。

へんな洋食屋カフェ

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こう陽気が涼しくなると我が家では毎晩の食卓に「白菜豚肉鍋」が鎮座する。オカズは別なのだが、この白菜豚肉鍋が汁物換わりにも為るんですなっ！子供達も味噌汁なんかよりは好きだし、かといってラーメン五人前は一気には造れないし、更に味噌汁よりも簡単らしいので毎晩の食卓中央に鎮座する。囲むというかつつくというか飲み干すというか必ず空に為る。オマケに安い。白菜一玉200円の半分に豚コマ肉500g程度で出来ると嫁さんの弁である。ところが、その安鍋のスープが旨いんだなっ！飲み干すなっ！で、夜中のトイレに起きるのが面倒なんですなっ！ややもすると朝方にももう一度トイレに行ったりする。夜中に二度も起きると当然の事ながら寝不足に為る訳である。つまり、白菜鍋はトイレ誘発剤でもある。おでん鍋なんかを夕飯に行えば夜中の台所に冷えた鍋が有って、蓋を開ければ冷めておでんツユのよぅくしみた残り物が有ったりするなっ！よぅくしみたチクワブやはんぺんを寝ぼけ眼で食べるのも乙なモンだが白菜豚肉鍋は一切一片一滴も残っていないの
が寂しい。夜中の台所の小さな10ワットの蛍光灯に照らされた、洗われてひっくり返しの鍋の底に寝ぼけ眼のオイラ自身の顔が写るのは更に寂しい。