先日、ギターの師匠から借りた資料から新曲が産まれた。譜面を観ている内に旋律が出てきた訳である。数ヶ月振りの新曲だ。或る作曲家の譜面を借りていた訳だが、好んで弾けそうな曲が見付からずページを捲りながら口ずさんだ旋律に自分自身「おやっ!」と為る。曲想は、其の作曲家風であるから名前を借りて仮称「グラナドスの11番」としているが、いずれはそうもいかないだろう。昨夜、夫婦共々音楽の先生をしている方が来店し相談した。曲名というのは殆ど全てインスピレーションらしい。曲の誕生自体がインスピレーションでもあるから、困ったら「インスピレーション何番」だなっ!なんて言っちゃって、そうしたらオイラなんかインスピレーションが何百番に為っちゃう訳である。完成するまでは、練習を積む訳だから完成後に「練習曲~番」も何十曲も有るなっ!そんなんで良いのかっ?再び音楽関係の先生の来店を待ち、捕らえて相談だなっ!
認知症というのを初めて経験した。とは言うものの、オイラ自身が認知症ではないよっ!10年来の常連さんで綺麗なおばあちゃんだが、昨日のランチに遂に言われた。やはり常連のおばあちゃんと来店したのだが、いつもの挨拶が出来ないで店の扉を開ける際に「あらっ初めての食堂ねっ!」ときた。思えば、一月前に一人で来店した際にカウンター越しにオイラと話すが何と無く虚ろ感が漂っていた。で、其の方がトイレに入った際に連れのおばあちゃんが言う「だんだん自分の事が出来なく為ってきたので、察してあげてねっ!」と。オイラは、健全状態から認知症発症の一部始終を此の数年で観てきた訳である。折角だから、此を機にそういう気配の来店に対応出来る様に為りたいという気持ちが出てきたンだなっ!いずれはオイラだって認知症を得るやも知れない。其の時は、カニコロに納豆を掛けるかも知れないし、ハンバーグに麻婆豆腐を掛けるかも知れないし、ステーキにホワイトソースを掛けるかも知れないし、スープにワインを入れるかも知れない。ドゥだっー!ですなっ
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