バス内での写真撮影なんかもするが、かなりの注意が必要ですなっ!シャッター音は静かな方が良いし、レンズも明るく広角に限る。カメラのボディはシルバーなんかだと目立つから黒塗りですなっ!そしてファインダーなんか覗いて撮影するとあたかも撮るに為ってしまうからノーファインダーでピントも距離計を見ずコトリとシャッターを落とす訳である。シャッターボタンに手を掛けられない状況ならばタイマーを掛けて自動シャッターで切る訳ですなっ!隠し撮りと言えば隠し撮りだが、如何わしい撮影ではない。秘園撮影ではないかんねっ!何かを狙って撮影する訳ではないからプリント仕上がり時に思いもかけないモノが写っている場合があるなっー!此の場合は、ライカM型に限る。何しろシャッター音は皆無「コトッ!」てな感じだな。一眼レフなんかだと「バシャ!」とくるから元々撮れない訳である。群衆や駅なんかでも一眼レフは無理っ!やはりライカの独壇場である。
常連君は「鉄チャン」である。それも筋金入りの鉄チャンだが、此の横浜は蒔田まで東京は文京区から朝七時に出発し路線バスを乗り継いで四時間半かけて来てくれる「バスチャン」でもある。詳しいのは博士級である。更に昨日ランチには、元運輸省の役人である常連も来て何やら交換会をしていた。横浜市営路線バス経路表と都営路線バス経路表とのやり取りだった。オタクと言えばオタクだが、健全ですなっ!其の中にオイラも加わりお得切符や周遊券の情報を得る。最近の叙情的古典派印画機械持込散歩術も横浜市内なんかは歩き尽くしちょいと遠出も考えているが、バイクでも駐輪場に困る場合もしばしばだから私鉄や路線バスも活用している。踏切はオイラの好みだが、停車場つまりバス停も魅力なんだなっ!ちょっと傾いて「此所ですよバス停はっ!」と知らせてくれる姿、雨にも雪にも堪え忍ぶあの姿、バス停で待つ乗客の佇まい、時間通りではない予測のつかない不安なところにチョロっとみえる遠くからのバスの姿などなど叙情感たっぷりですなっ!特に、里に在る何の為か定
かでない周囲に民家の無いバス停で待つ人には演歌が漂う訳である。
かでない周囲に民家の無いバス停で待つ人には演歌が漂う訳である。