へんな洋食屋

で、週明けの木曜日に重たいパソコンを持って店に通う。思えば、勤め人の方々が肩からズシリとした平たい物体を提げているのはパソコンだと解明出来た訳である。パソコン内部には何が入っているのか？とにかくズシリと重たい。あの重さが価格に反映されているんだなっ！仕事の出来不出来に反映されているんだなっ！で、今日からはあの縁の下の蟻地獄の如く罠を張りデジカメ～パソコン接続、操りに詳しい方を捕える訳である。さもないといつまでもデジカメ入門にも入れないし、折角のプロカメラマンの好意も役立てられない訳である。しかし何だなっ！パソコンとデジカメというのも中々に仰々しい出で立ちじゃないかっ！何やら姿格好だけでもハイアマチュアカメラマンの雰囲気である。マァっ！形からというのも大事ですなっ！

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昨日の水曜日は、あの雨降りでは仕方がなく雨読、昼寝で夕方まで過ごし、途中に廊下の軒下を眺める。庭先は勿論雨降りだ。廊下の軒下に首を出し縁の下を覗くと直径5センチ程の蟻地獄が点々と縄張りを張って蟻を待ち構えている。小学校時代にもよく眺めた光景である。蟻は居るのか？待てど暮らせど蟻地獄に蟻は掛からない。蟻地獄も空腹に違いない。で、暫し其の体制を続けると頭に血が昇り、只でさえ高脂血症のところに脳溢血なんて事に為ったら大変だから中止した。そうこうする内に、親父がパソコンを提げて隣棟からやって来た。ヨシッ！これで、キャノンデジタル一眼レフ内の4ギガをCFカードリーダーに取り付けパソコンに接続すれば大画面にて写真鑑賞が完成だっ！親父があれこれ操る。中々、画面が出ない。中断し説明書を取り出す。うーんっ！と一言「店に持って行って詳しい方に訊いたら」という事態に相成る。

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古来から「晴撮雨読」という言葉が有る通り(無いか)晴の日には大徘徊撮影をし雨ならば自宅で写真関係若しくは歴史関係若しくは文豪東海林さだをの古本屋発掘入手文庫本を読むのがオイラのこの最近の流儀である。明日は晴撮には不向きな天候状態が予想されるので、今夜は粋な往年のフランス映画がでも拝観し朝寝坊も乙なモンである。粋な往年のフランス映画と言えば、今日の休憩時間に1966年作品カンヌ映画祭グランプリ、クロード・ルルーシュ監督、フランシス・レイ音楽の「男と女」を放送していた。大好きな映画である。ビデオは潰したモノを含め三本持っている。DVDは持っていない。でも、ブックオフで中古950円也を確認してあるのでいつでも買えるのだが金策が難しい。で、同映画を四本所有というのも如何なモンであろうか？と思案している。あの主題曲はオイラの十八番でもある。映画の映像つまりカメラワークでスナップ写真術も学んだ。要するに、オイラの趣味の徘徊撮影とギター演奏の二つの教則映画と謂える。でも、四本目は如
何なモンであろうか？思案中である。そして、やはりオイラの好みの往年の名車のラリーもあって人生のバイブルとも言い切れる。初めて観たのは、今を遡る事27年前の25才の頃だが、それ以来100回は拝観しているなっ！今回、初めだったのがテレビ放送なので日本語吹き替えだった事である。ダメだなっ！日本語では。やはり、あのグジュグジュ、シュルシュルのフランス語でないと雰囲気が伝わらない。

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生憎の雨降りと為った。明日の水曜日には、入念且つ綿密且つ大胆な計画に基づく相鉄線和田町～天王町の大徘徊だったのだ。雨降りと為れば、借りているキャノンデジタル一眼レフを持ち出す訳にもいかないからさて、如何なモンであろうか？入念且つ綿密というのは、資金計画ですなっ！住まいの井土ヶ谷から和田町にでるには、京急井土ヶ谷駅から横浜にでて相鉄線に乗り換えるわけだが、京急が150円である。相鉄線で横浜～和田町はおそらく200円はしないであろう。で、其の往復だから推して知るべしで旅費で500円の計上はやむ無し。う～ん、勿体無いなっー！で、大胆な計画である。相鉄和田町の途中にホームセンターが在り、其処の駐輪場に四五時間置かせて戴く訳である。しかし、52才の大の男が黙って只でというのは如何なモンであろうか？と、買い物リストを作成した。四五時間相当の駐輪場代金を換算し綿密に練る。仕事用の安全靴約3000円、代替えバイク用皮手袋(作業用の皮手袋だが)二組セット約500円を引き換えに
四五時間の駐輪をお願いしたい。切に、お願いしたい。仕事用安全靴と作業用皮手袋は店の経費で落とせる為に自腹切りではない。しかし、なんだなっ！雨降りにカッパ着てホームセンターへ出掛けバイクを駐輪場に置いて大徘徊はちょっと無理であろう。