八百屋が配達に来た。やはり不景気の嵐は吹き荒れ、市場でも廃業の仲買や八百屋が続々らしい。彼等は、金高も多い上に売掛・買掛だから決算日にひっくり返る訳である。現物現金代引きで商売をすれば良いのにそうはいかないモンらしい。八百屋も帰り毎日の伝票をする。昨日、ダイソーで買った8本1000円の消しゴム付き鉛筆を新降ろしだが、やはり安物である。芯を支える木が柔らかくなんかしなる。これでは使う内に中の芯は折れていくであろう。安物買いの銭失いかも知れない。
木曜日は、オイラにとっての週始めであるがやはり通常の行いが安堵を誘う。朝一のパン屋、仕込み、店内清掃、ギター稽古、営業と続く一連の作業である。通常とは言うものの毎日の行いは似ていて非為る。毎朝、同じ仕込みとは為らないし仕込みの食材だって毎回異なるから微妙に違う訳だが五感で平均的合格点に仕込むのである。店内清掃だって毎日同じ箇所の他、週替わりでの清掃強化場所を割り振り行う。ギター稽古だって、必ず始める三曲が弾き終わればその日の気分のジャンルを弾くし、営業なんて毎日毎回同じお客さんが来店する事は奇跡だから日々は似ているが非為る毎日である。だから、昨日の如き計画的な東京行きはやはり非が大きいから疲れる訳である。