音楽なんかも、例えばクラシコは、簡単な音符の集合だから幾百年も続く、バッハのG線上のアリアなんて弦楽器のG線上だけで弾ける。しかも、大変美しい曲だしシンプルの極みです。音の空間美というか、無駄な音が無い。だから、バッハの宇宙感がふんだんに出る。それを、我々下じもは音を追加して、アレンジという名の基に宇宙感を崩してしまう。絵画でも大家の晩年の作品では、線だけのシンプルの極みに成っている。訴えるモノの神髄だけを描いている。そうなる迄には、多くの雑念の無駄をしていたと思う。神髄が見える迄の時間・経験。
思えば、皇室はシンプル・ライフの極みの様に感じます。テレビでしか知りませんが、その映像の中で所有物・衣服・時計・装飾品等は、それは一流を越えた品じなですが、大変シンプルにまとめている。役目柄、膨大な種類を持っていると思いますが簡素にまとめている。そこには、威厳と品性が滲出て正に見本となる。一般の礼服なんかもシンプルの極み、そのシンプルに置かれたダイアモンドがその方のセンスを語る。どうしても下じもは、ゴテゴテと有りったけの装飾して下品の博覧会に成りがちですなっ！オリジナリティとは違う解釈です。