中には、こんな方がいました。教授を生業としていた方です。華やかさの上に「先生」と呼ばれる、この「先生」と呼ばれるのは大変まずいっ！自然と自分の優越感が育ち、プライドが穂を伸ばす。人を下げず見、批評は巧く成る。しかも、見せかけの華やかなライフ・スタイルは崩せない。大借金を重ねパンクっ！その始終を知る以前から予知していました。平凡に堅実に生きるライフ・スタイルの難しさ。間座間座と拝見した。オイラの弟子にも三人その手の行いで失意を味わっている人が居る。もう、オイラの手の外なので力に成れないし避けます。
オイラの常連客にこんな方がいました。当時は、一世を風美し大型クルーザーが二台、個人美術館まで所有していた方です。マァ今思うに、見栄と装飾、「俺が、俺が」のオンパレードでしたから沢山の崇拝者が取り囲んでいた。オイラは、オイラ也の商売人の目、そして親兄弟・儷の懴言に因り避けていましたが、ついぞパンクっ！遠耳にひっそりと老後を過ごして居るらしい。大輪を咲かせたにも関わらず立派な実は成らせなかった。寂しい限りです。華やかさの裏に常に隠れている寂しさを背負っていないと良い実を結べないという現実を沢山見た。