長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

秘密保護法案:何の担保もない「取材・報道の自由へ配慮」

2013年10月20日 | ブログ

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                      高平地区・・・川原のコスモス 

 知る権利・民主主義を真っ向から奪う、

  秘密保護法案には絶対反対!!!

 

 公明党は「取材の自由」や「知る権利」への配慮が盛り込まれたとして、「与党としての役割を果たした」(山口代表)。「秘密保護法案」の成立を目指すとされる。

 しかし、これほど無意味なことはない。「配慮」だけであり、その配慮自体は全く効果がないし、担保も法的根拠もないもの。

 そもそも、「何が秘密保護の対象」になるのか、「政府の恣意的判断」でいくらでも「秘密」と判断される。「政府」が判断することによって、権力を握ったものが秘密の範囲を決め、いつまででも秘密にすることが可能となる。

 処罰の対象者は、公務員や議員だけではない。一般市民(本人だけでなく、親・兄弟・子どもなども含む)も対象となり、今以上に政府の秘密が多くなる。

 いまは、政府に秘密の「開示」をもとめたら、「黒塗り」資料の提供がされるが、「開示を求める」こと自体が「処罰の対象」となる。その上、「必要な資料」が知らないうちに「秘密扱い」になっていることが予想される。

 今回の秘密保護法案は、安倍内閣が狙う「憲法9条」の「解釈改憲」を狙い、日本が米軍と一緒になって海外(地理的には全地球規模で・・・政府見解)で戦争できる(決して日本を守るものではない)国にするために、「国家安全保障会議設置法案」と一体になって進めるもの。

 これほどまでに露骨に、しかも急ピッチで成立を図ろうとする内閣は戦後初めてであろう。

 今まさに日本の民主主義が危ない!

 こんな日本国憲法否定、民主主義を否定する法案には絶対反対である。


消費税8%実施中止の共同申し入れ

2013年10月15日 | ブログ

Photo 本町通り商店街にて

先週の駅前商店街での宣伝に続き、昨日は本町商店街で後援会の方々と一緒に「来年4月からの消費税8%実施を中止させましょう!」とハンドマイクで訴えて回りました。

 先週は、わざわざお店から出てきて拍手をしてくださったり、「あんたの言うとおりだ!」と声をかけてくださる方も出るなど、大きな反応がありました。

 今の5%の消費税でも大変。年金は下がる中、また今月から下がる。(今年から3年間で2.5%減へ)また、サラリーマンの基本給も15カ月連続減少。過去15年間では、平均年収が70万円も減っている一方、大企業などを中心に、さらに積み増しした「内部留保金」は増加し、なんと270兆円も。

 「消費税8%にすると、経済の腰折れをする」として、大型公共工事や法人税を減らし、庶民からの東日本復興税は今後も継続して徴収(今年1月から25年間、所得税に上乗せ、来年3月から住民税に1000円上乗せで10年間徴収となっている)する一方、わずか3年間の法人税に上乗せした復興税は1年前倒しで来年で徴収を中止しようとしている。

 利益を上げている大企業にはトコトン減税・優遇しながら、庶民にはトコトン増税を押し付ける安倍自民党政治。

 消費税率引き上げに賛成の方も、「こんな経済状況では引き上げは、やめてほしい!」の声が多数ある。

 今日、日本共産党三田市会議員団として、JA兵庫六甲と三田商工会へ「来年4月からの消費税増税中止」の一点での共同をしましょうと、申し入れをしました。

 アポなしにも関わらず、それぞれ応接室に招いていただき、責任者の方々と親しく懇談ができました。いずれも40~50分もの時間を割いていただきました。

 そんな中、JA兵庫六甲では、「TPP」についてかなり厳しい危機感を持っておられました。自民党は約束を守らず、情報が全く伝わってこないと、不安になっておられました。

 また、商工会では、何としても市内経済の活性化を図っていきたいと、独自の融資制度も活かしての努力をされていました。三田市が行った市内事業所実態調査(従業員4名以下も含め)にも関心を示されていました。

 市民の暮らしと、地元企業の営業を守るために、ご一緒に力を合わせていきましょう!

 


命は平等のはずだが…

2013年10月10日 | ブログ

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三田自立支援センターの会合に参加してきました。

災害時、障害のある方は障害のない方に比べ、2倍の割合で命を落としている実態があります。助かる命が、障害があるために助からなかった、そんなことはあってはならないはずなのに、実態としてはある。

来年3月8日に、三田駅前キッピーモール6階多目的ホールにて映画の上映とワークショップが予定されることになりました。詳細が分かり次第お知らせします。

一人でも多くの方にご参加いただき、災害時の命を守る方法、中でも障害があるために命を落とさないために、ワークショップを通して一緒に考えていきたいと思います。


豊岡市役所を視察

2013年10月08日 | ブログ

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 10月7日(月)午前8時に三田市役所を出発して、豊岡市役所を視察した。

 企画総務常任委員会として、現在建設中の三田市役所新庁舎で議会に関わる部分の備品について参考にさせていただくためである。

 豊岡市役所庁舎は今年7月に竣功し利用開始したばかりである。経費を節約するためにできるだけ使える設備はそのまま以前のものを生かすことをされており、大変参考になった。2005年に合併し、以前に利用されていた備品の中には結構新しいものものあり、十分に利用されていた。

 三田市においては新庁舎建設基金の範囲内で建設するとしても、元は市民の税金であり、しっかりと節約が求められる。また、今後を見越しての設備については、それに耐えうるものも必要となろう。

 豊岡市では今月27日投票の市議会議員選挙を控え、大変忙しい時期の視察となった。関係者の皆様には心より感謝。


無実の人を罪に陥れる「冤罪」を許さない!

2013年10月08日 | ブログ

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 以前、このブログで案内をしていながら、自らは観ることができなかった映画「約束」をやっと観ることができた。10月6日(日)神戸のアートビレッジセンターにて開催され、会場には若い人も含めたくさんの方が参加されており、続いて行われた日本国民救援会兵庫県本部の方の講演は、「冤罪」が決して他人事でなく、いつでも自分が当事者となる可能性や、事実や証拠が見つかってもなかなかそれが取り上げられず、検察側の主張を取り崩すことの困難さ、裁判官の立身出世や正義感に関わり、真実が認められないことがあまりにも多いことが報告された。

 「名張毒ブドウ死事件」の内容については、多くの方が知っておられると思うが、奥西勝さんが当時35歳で逮捕・自白により、三重県名張市の村の公民館で懇親会の席上、ぶどう酒に農薬「ニッカリンT」を混入させて5人の女性を殺害したとされた。

 しかし、その毒物「ニッカリンT」が使われたと当時検察庁も裏付けしていたが、実は、全く別の毒物であったことが長い支援活動の結果判明、また奥西さんがぶどう酒の王冠を自分の歯であけたとされたその「歯型」は全く別のものである事が判明(当時、専門知識による学者によって立証されたが、その立証自体が権力によって偽造《?》されたのではないか)した。

 86歳となった奥西さんは名古屋拘置所(死刑囚のため、監獄ではない)から現在、八王子の医療刑務所に移され、病気と闘いながら再審開始・再審無罪を待っている。肺炎を起こし、気管切開で話すこともできず、自力で呼吸することができない危険な状態が続いている。

 疑わしくは罰せず」は、犯人の罪状認否を求める検察側尾立証が疑わしい場合は、その証拠をもって被告を犯罪者と認定し罰しないこと!

 恥ずかしながら、私自身「疑わしくは罰せず」の理解を「犯人が疑わしい」と間違った理解をしていた。「冤罪」は検察側によって、何としても犯罪に仕立てることが使命となっており、裁判官の正義は自身の立身出世とも絡み、真実に基づいた判決がなされないことが続いている。

 裁判官、検察官など専門家ではなく、一般市民の純粋な見方がこれまで力を合わせ「冤罪」を晴らしてきた。誰でもが「裁判官」になる裁判員制度の今日、市民の感覚で真実に照らして誤りない判断ができるようにしたいものです。