これまでで、最も頑張った総選挙でした。自公政権をもう止めて欲しいという国民の怒りが、民主党への期待となって現れた結果でした。
そのことは、本当に理解できることですが、それでも民主党の目指す内容は、全て容認できるというものではなく、中にはむしろ危険でもある内容が含まれています。だからこそ、必死で頑張った選挙戦でした。
何とか二桁台への議席増を実現したかったのですが、現有議席に維持にとどまりました。
しかし、これほどまでに全てのマスコミが、政権選択・二大政党の大キャンペーンをはり、小政党の存在が無視されるようなあり方こそ問題です。
十人十色、政治の世界でも、多様な意見が反映できてこそ民主主義ではないでしょうか。
投開票が終わった翌朝の月曜日(8月31日)と水曜日(9月2日)、三田駅にいつものスタイル(たすきを掛け、ハンドマイク)で選挙のお礼と今後の抱負を表明していましたら、出勤途中の多くに方々から、「選挙が終わったのに、あの人は何をしているんだろう」という目で、見られました。
31日の朝は、途中でハンドマイクの「電池切れ」となってしまい、肉声で伝えることとなってしまいました。
選挙の疲れが取れないまま、9月1日には、9月定例市議会が始まってしまいました。選挙期間中、多くの方々とお会いする中で、解決しなければならない問題が出てきました。しかし、質問内容を準備する時間をとれず、自分の力不足を感じることとなってしまいました。
それでも、調査の中でとても親切なドクターにお会いできるきっかけがあり、ご自身の忙しい中でも、私の質問原稿に手を入れていただけるなど、大変ありがたいことです。
多くの人に支えられ、議員の使命を改めて感じています。