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5月23日付朝日新聞朝刊に「派遣1000人正社員化 『安全面など効果』」という記事が載っていました。
某段ボール大手メーカーが今年4月から自社グループで働く約1000人の派遣社員を正社員化しました。
昨年秋以降の景気落ち込みで、製造業では「派遣切り」の流れが加速したが、「労働は商品ではない」という持論がある社長は、「正社員になると仕事への感覚やモラルも違ってくる」と強調したとのことです。
派遣社員の給料は「人件費」ではなく、「物品費」として扱われている現状は、余りにも人間を大切にしない、それこそ「物」としてしか見ていない証拠です。
この社長さんの仰っているように、働く人を大切にし、会社から信頼され、展望が持て、安心して働ける条件があれば、人はそれぞれの持っている能力を最大限発揮できます。
海外でかつての「日本式働き方=終身雇用制」に大きな関心が寄せられています。「安心して働ける」ことこそ、最大の「やる気」と自覚による働きができると思います。