長谷川よしきのブログ

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元自衛官 泥 憲和さんの講演・・・ぐいぐい引き込まれる!

2015年02月16日 | ブログ


 2015年2月15日(日)「秘密保護法に反対する三田市民の会」が主催した第8回市民の集い「軍事の目で見ればわかるたしかな憲法9条の平和力: 集団的自衛権の本当の狙いは?」は、元自衛官の泥 憲和さんを迎えて福祉保健センター講座室で開催されました。
 三田駅やスーパー前、銀行前などで参加呼びかけの宣伝をし、またSNSを使った宣伝でしたが、参加者を把握できておらず、不安でしたが何と席が足らず、「立ち見」が多数でました。85名の参加となり、その話にぐいぐい引き込まれていきました。

 安倍首相が「国民の命を守る」「テロには屈しない」といっているが、首相がエジプトで行ったスピーチの前に、その内容を閣議決定をしていたのに、重要な内容を省き、彼の思い出でスピーチしたことが結果的に「イスラム国」というテロ集団意自分たちを攻撃する有志連合に日本も加わると受け取られた事実が示されました。

 憲法9条の力が平和をもたらした事例のひとつを示し、話をされました。
 J-Bird (Japan-Bangsamoro Initiatives for Reconstruction and Development)日本ーバンサモロ 再建と開発のためのイニシアティブ・・・フィリピンでテロを撲滅させるために各国が軍事的対応をした中、日本はジャイカによる非軍事の活動(憲法9条は他国で軍事力の行使を禁じており、そのために非軍事では何ができるのかを検討した中で、学校を建て、農業を指導し収穫が増すことで、平和の中で生きていく・生活することの良さを示す)取り組みをしました。
 バンサモロ解放戦線、銃を持って戦うことしか知らなかった組織が、「日本がこの地に平和をもたらした」と非軍事でテロ組織の心を変えたこと、そして宗教の対立を超えて、「バンサモロ」が平和組織へと変わってきた、立てられた学校が「School of Peace」と表示されたように、日本が憲法9条を生かして平和的手段でテロの人々のころころ変え、国に平和をもたらしました。軍事力では決してできないことを憲法9条を持つ日本が、如何なくその力を発揮することができました。
 ゲリラの幹部が娘の名前を「ヘイセイ」とつけたのも、平和な日本の国のようになろう、日本に感謝する気持ちからつけた名前。

 安倍首相は「憲法9条で国民を守ることができない」として、憲法改悪を自分の使命としてやりきろうとしています。軍事で人々の憎しみを消すことができるでしょうか?

 自民党がよく言う「血を流す覚悟」ほど、戦争の恐ろしさ、戦争が平和に貢献しないこと、軍事産業の儲けの一方で国民の命を軽視する考えに他ならないことがこうしたことからもわかるでしょう。

 戦争体験のある自民党の元幹事長を務めた、野中さん、古賀さん、加藤さんは安倍政権の危険性を指摘し、軍事のプロであった初代中央即応集団司令官の山本洋氏をはじめ、何人かの自衛隊幹部であった人が声を上げ始めています。

 まさに、集団的自衛権の行使が平和に役立たないどころか、平和に逆行し、国民の命を危険にさらすだけであること、平和憲法を生かすことが世界と日本の平和に貢献する最も確かなことであることがよくわかりました。

 集会後、市内の喫茶店のオーナーの申し出により会場を貸してくださり、泥さんを囲んで2時間のフリートークでさらに内容を深めることができました。
 泥 憲和さんの歯切れのよい話、海外メディアの情報も使いながら、さまざまな歴史的事実、政府の「ことばのごまかし」にだまされないことなど、2時間の「つどい」があっという間に終わりました。


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