長谷川よしきのブログ

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稀代の悪法「秘密保護法」は撤廃を!

2014年01月18日 | ブログ

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 1月18日(土)午後2時から神戸文化ホールにてジャーナリストの鳥越俊太郎さんと羽柴修弁護士による講演会が開かれ、参加しました。

講演をustreamでみられます:http://www.ustream.tv/recorded/42827639

 昨年暮れに、自民・公明の繰り返しの強行採決によって、稀代の悪法「特定秘密保護法」が成立しました。

 戦前の軍機保護法、治安維持法に類似の悪法が多くの国民が反対、慎重審議を求める中、強行採決で成立しました。この秘密保護法について、お二人の講演を聞こうと、会場いっぱいの人(さらに参加しようと来場されながらも満席のため、入場できず、200名を超す人が帰宅せざるを得なかったと報告あり)が真剣に話を聞き、また共感の熱い拍手を送りました。

 羽柴修弁護士の講演では、「1941年12月8日、日本軍による真珠湾攻撃の当日、北海道帝国大学の学生であった宮沢弘幸さんは突然学内で逮捕された。当時軍機保護法により容疑内容が秘密とされ、宮沢さん自身も世間も分からないまま、非公開の裁判により懲役15年の有罪判決が言い渡された。宮沢さんは拷問と過酷な刑務所生活の中、体調が悪化、終戦後釈放されたが27歳の若さで亡くなった。宮沢さんが逮捕された理由がわかったのは、戦後大審院の判決資料からであった。」とたまたま他人から満州を旅行中に聞いたことをレーン夫妻に話したことで、このような事態となったこと。

 この例を出しながら、安倍内閣によって日本国憲法がある我が国がそういった時代に逆戻りしつつあると、警告されました。

 鳥越俊太郎さんは、安倍首相が「美しい国・日本」をつくりたい、レジームチェンジを求めていることの意味について講演されました。

 「国のかたち」を変え、国家統制型の日本=美しい国・日本へと作り変えたいと安倍首相は願っていること。

 戦後の日本国憲法は、戦争の惨禍から国家統制型の日本から、「国民が主人公の国」へと変わったが、これを再び中央集権の国へと作り変えようとしている。

 「秘密保護法」で国民には情報を与えず、「国家に従え」とし、かつて国民が知らないところで真珠湾攻撃、第二次大戦へと突入していった状況と同じ状況を作り出そうとしていること。

 内閣法制局長官の首を挿げ替え、「集団的自衛権の行使」ができるように「閣議決定」で「解釈を変える」ことを通常国会でやり上げようとしている。これほどまでに重要なことを国会審議にもかけず憲法の解釈を変えようとしていることは、正に「クーデター」

 国家統制型の日本をつくり、集団的自衛権行使で米軍とともに海外で戦争できる国にすることは、ある意味でファシズムであると説明されました。正に戦前の日本に逆戻り!

 私たちは、少なくとも2016年まで国政選挙がなく、選挙で意思表示することができない。しかし、60年安保がそうであったように、私たちは国会への「請願権」をもち、デモによる意思表示する権利も持っている。国民が立ち上がり、国民の声で国会を取り巻き、安倍首相に「集団的自衛権行使NO!」をぶつけていこう!と呼び掛けられ、満場の拍手となりました。

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 1月25日(土)午後2時から郷の音ホール展示室にて、羽柴弁護士による講演会が持たれます。是非お誘いあわせの上、ご参加ください。


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