藤田理事長の挨拶 「こころ」は心臓でなく「脳」にある
10月2日午後1時30分から福祉保健センターにおいて、「第1回三田市精神保健福祉フォーラム」が開催された。ＮＰＯ法人「あすなろ」の理事長・藤田さんのあいさつで始まり、山西会津田病院院長・藤田宏史氏の講演がなされた。
精神科疾患の理解を深めるため、ユーモアを交えて分かりやすく講演いただいた。（第1部）
「病は気から」でも、病になったら「病気を気の持ちようで直すことはできず、専門の医師にかかって治療する」ことで治すことができると強調された。
最近は、職場でのストレスが原因で「うつ」になる方が増えている。「几帳面でまじめ」な性格、責任感を感じている方に、「うつ」が多い。どんな病気でも「早期発見、早期治療」が大切。「こころの病」は理解されにくい。
わたしは、「頑張って」という言葉より、Take it easy! という言葉が好き。誰でも頑張らない人はいない。だからこそ、「頑張りすぎないよう、更に『頑張って』、と励ますより、方の力を抜いて」と常に言える生活・仕事環境が大切ではないか？
「こころに疲れ」を感じたら、市内では三輪三菱電機工場の前にあるＮＰＯ法人「あすなろ」を気軽に訪問され、迷わず職員に声をかけたらどうだろうか？じっくりと聴いていただけるでしょう。
