昨日、大暑。34、35℃という気温が続いている。一年で最も暑い日々だ。だが、この季節も3週間ほどで立秋を迎える。暑いさなかにも、一瞬冷たい風が吹き、秋を思わせる時間がある。過ぎ去れば、猛暑の日々も過去のものになる。願わくば、農家の作物がこの夏を乗り越え、実りの秋を迎えて欲しい。
白居易の詩に「苦熱」がある。まさに、大暑の日々をしのいでいるさまが活写されている。
頭痛み汗巾に盈つ
連宵復た晨に達す
苦熱に逢うに堪えず
猶お頼るは是れ閑人
この暑さのなか、白居易は救いを暇な時間があることを告白している。まさに高齢者が、暑さをしのぐために、高い山やクーラーのある図書館に集まるようなことである。
ベランダの鉢も、通常の水では足りず、水不足を訴えている。カサブランカが咲き始めたが水不足で咲ききれず、やむを得ず切り花にして水たっぷりの花瓶に移した。たちまち、大きな花が咲いた。ミントが予想を超えて成長している。あらゆる葉の付け根から、新しい芽が出て、コンテナいっぱいに広がっている。ミントティーにしても飲みきれないほどの量だ。
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