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常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

手打蕎麦おんどり

2015年06月10日 | 日記


村山市山の内。霊山葉山への登山道がこのソバ店の前にある。田と山に囲まれた閑静な集落である。今週の山行を前に、今日は現地確認。妻が同行した。登山道入り口までの林道は、途中から砂利道になる。道幅はせまく、ほとんどの所で普通自動車の交差はできない。運悪く車に行き会えば、交差可能なところまで一方の車を後退させる他はない。この砂利道を20分、やっとの思いで入り口の駐車スペースに着く。

林道は富並川に沿っている。車窓からは、フキやミズなどの山菜が見える。妻は車を降りて山菜取りに時を忘れる。春セミとウグイスが、耳を裂くように鳴いている。新緑は眩しいほどにつややかである。川沿いにあるせいか、平地では見られぬ景色である。

「おんどり」とは珍しい名前のソバ店だ。平成8年に開業というから、この地で20年という年月を過ごしたことになる。山の内で栽培したソバ粉だけを使用している。黒く太い太麺と外皮を除いた白い細麺に2種類。我々は田舎風の太麺を注文する。大久保の荒木そばを思いださせるこの蕎麦は、さらに腰が強く噛み応えのあるソバだ。店に着いたのが3時ころになったため、食べるのが忙しくて写真に収めるのを忘れてします。甘く美味なソバだった。
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