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東京農工大学遺伝子実験施設公開セミナー

2005-11-24 21:45:54 | バイオ
東京農工大学遺伝子実験施設では公開セミナーを開催します。
登録等は不要ですので,直接にご参集下さい。

日時:平成17年11月29日(火)17:00~
場所:東京農工大学遺伝子実験施設1階セミナー室
交通:JR国分寺または京王線府中よりバス10分(詳細は下記署名欄のwebを参照)

タイトル:新規分子導入装置 バイオシンフォナイザーの原理とその実用化
演者:BBKバイオ(株)研究開発本部長 佐藤 晋 氏 (理学博士)

概要:
近年ヒト遺伝子の全ての配列が解析され、それらの配列を利用し医薬品の開発などが盛んに行われるようになった。しかしながら、遺伝子の配列のみではその活性の本体となる蛋白質の機能については予測が出来ず、最近の分子生物学の研究が遺伝子から蛋白質の機能解析研究に移行しているのは周知の事実である。また、遺伝子治療や細胞医療など機能遺伝子を細胞や組織に導入し、新規の機能を生体に付加する新たな治療の手段も開発されてきている。このような、研究や治療には遺伝子や蛋白などの分子の生体内(細胞、組織など)への導入は重要な技術である。
遺伝子やその他の生体分子を生体内に導入する技術は既に種々確立されているが、それらの技術の欠点は、・細胞に障害を与える、・細胞の本来の機能を失ってしまう、・その効率が特に非増殖生の細胞に対して低い、・ウイルスを用いた場合の宿主への病原性の問題、などがあり、研究段階の手段として用いることは可能であっても、治療に用いるには不十分であった。
今回、我々は反復高電界下での分子振動とプラズマの働きによる全く新たなコンセプトによる細胞障害を伴わず、高効率で遺伝子などの生体分子を導入可能にする分子導入法を発見したので、その詳細について報告する。

(会社) http://www.biob.jp/
(装置) http://www.biob.jp/ip/gene.html

また同施設では、共同研究,技術コンサルタント,貸しラボを随時受け付けております。
また,大学院進学についてのご相談を歓迎します。
修士課程出願:8月上旬,1月上旬
博士課程出願:1月上旬
(社会人コース有り)
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