憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

門扉にある<防犯カメラ作動中>

2007-07-21 15:14:05 | Weblog
*地域の公立学校は門扉を閉ざし防犯カメラ作動中とある
 散歩の途中に昔を懐かしむ古老を拒否する学校に
 いささか不満を持つ!
*山村の小学校で6年生が出刃で刺される事件が起きた
 学校近くに住む精神障害のある56歳の住人の犯行である。
*安全・安心できる暮らしは日本から消え去った
 ・今始まったことではない・昔からあった・事件として報道されなかった
 と、冷めた見方をする人もいないではない。
 しかし、近年は都会も山村もなく凶悪事件が起きる
 この世の末を思わせる『殺伐とした世の中』になった。

◎子供は父親の背を見て育つ
農家に生まれ育ち農民になる
商家に生まれ育ち商人になる
大工は大工!籠や籠や!職人は職人になる!
その人の人生は生まれで決まった。
いまは昔のお話である。

いまの社会は全く違う
能力と努力で好きな道が開ける
その為に学問をする
学問をする機会は平等に保障されている。

それを誤った道にした
未来永劫「楽して暮らせる人生」を目指す
その為の学問に励む
・幼・小・中・高・大学の一流校を目指す学問
そして一流企業に入社する「他の人への思いやりは持たない人間になっている」
全ての人とはいえないがこの世の主流である=いまの社会である。

人間は生まれた時から競争社会に入る
人間は生まれた時から不平等である
それを煽ったのが政治である
文部省は共助精神を忘れ競争に勝つ精神を煽り続けた
いま尚、教育再生会議が『競争があってこそ教育の質が高まる』と言ってる
学校に競争を持ち込んでいる元凶がここにある
競争が悪いと言うのではない
公権力がそれを持ち込み煽るから悪いのである
*学校選択制度・・よく考えもしない結果を考えない思い付きだ
*学校評価制度・・予算の傾斜配分!呆れて開いた口がふさがらない
*教員免許更新制度・・これで教師が教育に熱心になる・ふざけた議論である
◎公権力は予算を十分につける・教育内容に関与しないのが原則。
 戦前国家権力が教育内容に関与しすぎた反省である。

◎教育基本法改正した愚者にはわかるまい
 全ての面で「教育改正は間違いであった」のである
 教育の結果は100年先に出る
 改正が正しかったことを祈る=希望である
◎いまの教育をどうする
 国家権力は競争を教育界へ持ち込むな!
 学校評価など出来る相談ではない!
 口は出さずに予算をつけろに尽きる。

*『防犯カメラ作動中』門扉から消える社会の来ることを祈る