憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

参院選の争点

2007-07-08 18:57:40 | Weblog
7月8日朝刊の新聞報道である。
『学力テストで不正』
『背景に競争原理か=学校選択制や予算傾斜配分』
東京都足立区の公立小学校に於いて
①試験中に教員が期間巡視・答案の誤りを指で指して気づかせ修正させた。
②親に了解なしに答案用紙を抜き取り採点から除外した。
③学校長が積極的関与し学校の組織的不正行為。

◎大騒ぎするほどの問題なないのでは!
多かれ少なかれ
学校評価(担任評価)がある以上どこの学校でもある。
学校選択制度導入や予算に傾斜配分制度導入されて
不正の認識よりも「学校を護る児童生徒を護る」議論が優先された。
学校が組織的に不正をした認識は薄い。
この学校は今回の取り組みを必要悪と認識する教師が多数いた。

◎想定外が起きてしまった。
区内公立小学校での前回の成績は
72小学校中、四十四位だった。それが、一位になった。
これは不味いことになった校長初め教師が困惑した。
やり過ぎたかな?せめて十位前後にと・・慌てたことであろう。
不正認識は軽いと思われる。
それは、どこの学校でも(組織的には少ないが)
教師の単独行動としてはあることだから・・・
真面目過ぎる?真面目教師は関わりない。
テストそのものを批判し実施に反対の主張をする。
足立区立小も内部告発があったのだろうと推定できる。
不正を問題にするより!
不正を生み出した「学力テスト」そのものを問題にする!
学校選択制度や予算傾斜配分を問題にする!
ことらが大事である。

教師も人間である・私生活がある・体面もある。
教師を攻め攻撃する前に考察すべきことは多い。
マスコミ報道機関の見識に期待する。


◎参院選に安倍政権はナカナカがんばる
政治世界には、学力テスト以上に不正が横行している。
(出来ないことでもやると言う嘘がまかり通る)
(詐欺的行為・国民に俺達は正義と言いくるめる専門職集団)
*選挙戦に不利な課題と見えた年金記録不備問題!
ところが
『この問題は『数十年も続いてきた行政府の問題!』
『安倍政権で解決させてください』
『野党から批判された法律も国民の為に成立させました』
『1億人全てに年金不安解消のお知らせを出します』
『あの東京オリンピックの前から放置されてきた年金不備問題』
『安倍政権が解決します・させて下さい』
数十年放置された事実を認め安倍政権が安心安全な年金制度にします。
そう言えば・・安倍政権がつくっだ年金制度ではない。
何か変です・納得させられそうな意見表明です。

危ない!!!
私達国民は騙されません
あなた方(自民公明両党)の内閣の政治姿勢は
国民の多数を豊かに幸せにする政治ではない(その事実に気づいてもいない与党)
弱肉強食競争社会は「少数の勝者・大多数の負け組み国民を量産する」
あなた方の内閣はこの多数の国民が苦しむ社会作りに走っているのです。
(国会に於いて国民の苦しむ生活の事実を野党が指摘するのに目を向けない)。
(国会を行政府の下部機関としか思っていない安倍政権=国会の強制議決)
◎内閣行政府の仕事は『国民大多数が幸せになる政治』を行うことです。
それを忘れ<誤った国民生活実態認識>のもと競争が理想社会だと言いくるめる。
競争社会はあなた方が褒めちぎったホリエモンを多数作り出すだけである。
この政治の方針転換をしていただく・それが参院選の最大の争点である。
国民年金問題ばかり目をやっていると・・
消費税大幅引き上げから・・集団的自衛権発動・憲法改正・国民総動員徴兵制に進む!(要注意:自衛隊による国民監視=早くも始まった怖い社会)
私達はこの道を選ばない!
参院選の選択肢は国民年金ではない。