アメリカ・エリートには反独裁を旗幟とする習性がある

2019-05-23 17:59:38 | Weblog
まず「アメリカは反独裁なのか」という問いにつき、いくつかそうではない例がある。 歴史的に大きなそれが中華民国国民党。 大戦後台湾のそれは虐殺事件を複数回起こした過去を持つ独裁抑圧政権だったがアメリカはこれを保護し支持した。 現在でもサウジやシンガポールが「アメリカ側の独裁政権の例」として挙げられていると。

民主主義国家を攻撃しようとした例。 1990年代前半、民主党政権のアメリカが中国北朝鮮の側に立って、アメリカに軍事的には何の脅威もない日本を攻撃対象としていたのは40代以上の日本人が記憶してい事だな。 私は「彼ら、民主党とその支持者らは常に金に転ぶ」としている。

アメリカの反独裁は機能するのか。 この問いの、機能しなかった例がイラク情勢だわな。 イラク国民に「反アルカイダ、反イラン」と言い、イラク国民は「解った、イスラム国支持」となったと。 メンツを潰されたアメリカ・エリートは「シリアを潰せ」となった。

政治とは権力集中である。 民衆が政治家、リーダーに集団の決定権を委託する。 独裁かどうかというのはどの程度そうなるかの問題であり、違いは周期、周波数となると。 だいたい政権交代の頻度が高いイコール「その部分に限って」権力集中度が低い。 頻度が低いイコール「そこだけ」権力集中度が高い。 「そこだけ」ってどういう事?って話だが、所謂マスゴミである。 権力集中が問題だとするとNHKは解体されなければならないという話。

この、アメリカ・エリートの習性云々がこれだわな。 「民衆さえ騙せれば」「自分たちの中で政権交代を演出できれば民主主義」という理屈。 これを可能にしているのがマスコミと左派政治家との癒着状態。
前に「アメリカ民主党支持のアメリカ諜報機関のやっている事は売国だ」と書いた。 そういう筋。
「民主主義体制が敷かれているにも関わらず独裁政権よりも酷い」となる場合ってどんな?というと、宗教カルト内部がその例だな。 日本赤軍や九条の会みたいな思想カルトも同じ。 「そこでしか生きられない」と思い込ませる事が出来たなら民衆を家畜化する事が出来る、これを現わしているのが宗教や思想のカルト組織。 マスコミが「マスゴミ」と呼ばれるようになった理由もこの辺。 大衆の奴隷化を目的とする集団が主流化していて、それが国民規模広報を握っている。

国民にとって良い政治体制って?ってのだがこれ「体制なんでどうでもいい、善政か悪政かだけが問題だ」が一つの答え。 なんて言うのかな?民主主義だの自由主義だのが機能した状態これが本来意味するのは、民衆が「自分たちにとっての善政を選ぶ」事ね。 「独裁の方がいい」と言う人もいるし「自分たちのカルトに尽くす」って人も居る。 とっちらかってるので箇条書き。
・権力集中度が高い方を選ぶ人も居る
・カルト組織やサイコパス企業に仕えようとする人も居る
・マスコミは民主主義の一部とされているが善政施行の妨害要素になる
・サイコパス企業や諜報機関はマスコミと結託し宣伝する

こんな所か。
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