例えばだ。 あるところに頭のいい人がいて、その国の王に「こうすれば国が良くなる」「治安が良くなり、社会が整備され病気災害への備えも可能となる」という案を出したとする。 その王がそれを酌んだとしよう、その人は王に感謝するだろうか。 「私の献策を取り上げ下さりありがとうございます」となるだろうか。
その人が感謝すべきは善政が為された後、自分の意が酌まれた事に対してではなく、まっとうな長であり続けた事に対してであろう、それだって感謝すべきかどうかははっきりしない。
その人が感謝すべきは善政が為された後、自分の意が酌まれた事に対してではなく、まっとうな長であり続けた事に対してであろう、それだって感謝すべきかどうかははっきりしない。