我が家の健康法

我が家には、常備薬はありません。
二人とも、お医者さんにかかることなく過ごしていますので、
日頃飲んでいるお薬はないのですが、
いざの時の、解熱剤や頭痛薬、胃薬も、常備していません。

ある…というならば、ワセリンです。
これは、我が家の万能薬といえるかもしれません。
冬の乾燥した時の手荒れやちょっとしたひっかき傷、虫刺されにも
とても有効です。
更には、私のお肌用です。
若い頃から長い間、お化粧の下地用としてはニベアを使っていましたが、
このワセリンを知ってからは、ワセリン一辺倒です。

先日も、お庭のお掃除をしていた時、手の甲にひっかき傷を作ってしまい、
わずかに出血もありました。
普通の場合ですと、洗って消毒をし、お薬を塗るか、傷テープを貼ります。
しばらくの間、ヒリヒリするけれど、ちょっと我慢すればいいかな～と思います。

でも、我が家の場合は、すぐにワセリン登場です。
傷口を洗い、ワセリンを塗って、それで終わりです。
ワセリンの油分が、傷口を覆ってくれますので、痛みはなく、やがて治ります。
湿潤治療です。
昨年、沖縄で暮らしているとき、不覚にも転んだ時にも、この方法でした。

もう一つ、我が家にあるのは、傷テープです。
これは、数年前まで、私にとって、なくてはならないものだったのです。
皮膚科に行くほどの手荒れに悩まされていたからです。
言えば、買い置きしていた名残りの物です。

その昔、結婚した頃の主人は、疲れがたまると、口内炎になっていました。
ビタミン不足だろうからと、ビタミン剤を飲みましたし、
アレルギー鼻炎の辛さに、薬を飲んでいたこともありました。

そんな私達でしたが、今や、お薬の必要がなくなっています。
糖質制限のおかげです。
具合が悪いから、お薬を(体に)入れるというプラスの考え方ではなく、
具合が悪いので、良くないものを(体に)入れないというマイナスの考え方をしているのです。
この効果は抜群です。しかも、即効性があるといえるかもしれません。

例えば、熱が出るのは、身体が治そうとしている過程なのですから、
安易に解熱剤を飲むと、せっかく身体が頑張っているのを無にすることになります。
身体の治癒力を信じて、身体の声を聴くこと…。
これが、我が家の健康法です。