天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

1461年メフメット2世が建設し由緒・歴史あるグランドバザールを”悪の巣窟”如く語る現地ガイドに反発

2011-10-13 21:21:09 | 日記
今日の日記は、トルコ旅行第7日目8月19日(金)午前中に訪れたイスタンブール観光地・グランドバザールのことです。
このグランドバザールは、トルコ最大規模の屋根付きバザールで、1461年にオスマルトルコ皇帝のメフメット2世が商人たちに安全かつ秩序ある商いの場を与えようと建設したものです。その後、スレイマン大帝が拡張し、最終的に今の姿となったのは18世紀初めです。このとても歴史的に由緒ある地元トルコ人の商売の場であるグランドバザールを、現地トルコ人ガイド(地元旅行代理店の社員)はそこに向かうバス車内で、”偽造品を売っている怪しい店ばかりで、旅行客は注意を払う必要がある。トルコ石等の購入するなら、私が知っているお店ならとても安心で値段も安い”と語っていました。彼には、このグランドバザールは”悪の巣窟”に見えるらしいです。そして、このような彼の言動は、自国のトルコ人を自ら貶める所業です。私はこの現地人ガイドの案内を聞いて、とても不快になりました。
この手前味噌の彼の店舗紹介に私は強く反発して、彼の紹介した宝石店など目もくれず、見学時間がないので大通りをどんどん歩いて行きました。その途中で、革ジャケット店の売り込み店員から、私は声をかけられたのです。その顛末は、10月10日付日記『トルコ旅行外国人観光客御用達店で8万5千円で売る革ジャケットをグランドバザール類似品を3万5千円購入』で既に詳しく紹介していますので、今日はそれを割愛します。
その買い物を終わってから、私は時間がないので、さらに奥にどんどん進んで行きました。その目的は、ガイドブックでその所在を知っていた古本街を散策する為でした。
でも、その目的地に着いても、私はそこにある書籍を落ち着いて見ることはできませんでした。やっと、日本語版のイスタンブールのガイドブック(価格は10TL)を購入するしか、私はできませんでした。さらに奥の通りには工芸品を並べている楽しそうな店舗がありましたが、時間がなくなりそうでしたので、私は仕方なく集合場所に戻ることにしました。
バスに乗る前に、私は第1出入口門の真向かいにあるイスラム教寺院の有料トイレを利用しました。1TLを受付をしているおばさんに支払って、入場用コイン1枚を貰い、トイレ前にあるバーゲートの投入口に差込みやっと入場できて用を足すことができる、とても厳重なトイレ利用システムでした。
そして、私がその寺院の外に出ると、道端にいたトルコ人露天商に、声をかけられました。彼は、私にトルコ特産の絨毯マットを必死に売ろうとしていました。『2枚で50トルコリラ!』と言う彼に、『2枚も入らないから1枚ならいくらか?』と尋ねてみました。
そうしたら、彼は『1枚なら25TL!』と答えたので、日本に帰る前にトルコリラを使い切る必要のある私は『20TLなら買うよ!』と、こちらから逆に価格提示をしてみました。彼は、私とのこの商談に渋々了承して、絨毯マット(68cmX110cm:添付した写真はその商品の一部)を袋に入れて、私に手渡してくれました。
私は、トルコ特産絨毯マットのお土産品を、約900円で買うことができました。その絨毯マットは、今、家の玄関上がり口の床ではなく、私の書斎の床に敷かれています。
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