天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

『ALWAYS三丁目の夕日』指輪ない箱だけ贈物を受け取った小雪がはめてと自ら薬指を差出すシーンに感動

2012-01-14 17:36:03 | 日記
今日の日記は、昨日午後9時より日本テレビ「金曜ロードショー」で放映していた映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年製作 山崎貴監督 吉岡秀隆 堤真一 薬師丸ひろ子 小雪主演)で、私が最も感動した名シーンのことです。
この映画が、1月21日から劇場公開される三丁目の夕日シリーズ3番目の映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の前に、その宣伝キャンペーンの為、日本テレビで再放送されていました。私は、この名作を何度も観ていましたが、勿論何も迷わずチャンネルを合わせて再鑑賞しました。
放送時間の都合で大幅にカット編集されていましたが、感動する名シーンはそのまま残されていました。その数々の感動シーンの中で、私が最も感動する名シーンが、小説家志望の茶川竜之介(吉岡秀隆)が居酒屋の女将石崎ヒロミ(小雪)にプロポーズするシーンです。添付した写真は、その映画での感動名シーンです。
カウンターに座っていた吉岡秀隆は、おもむろに指輪のない箱だけのプレゼントを恥ずかしそうに取り出します。そして、吉岡秀隆は『指輪は・・ 次の原稿料が入ったら買うから・・』と、うつむき加減に応対していた小雪にプロポーズします。
その行為に、小雪は吉岡秀隆を強く貶すどころか、逆に優しく『はめて・・』と言って、自らの左手薬指を吉岡秀隆に差し出します。
吉岡秀隆が戸惑いながらも、その深い愛情の証である”目に見えない指輪”をはめる仕草をすると、小雪はとても嬉しそうに自分の左手を店の裸電灯に掲げます。
これからも長く続く愛情の篭った至上の贈り物は、単なる高価だけの陳腐な物品よりも、受け取る者には大いに価値があると映画は観客に訴えています。
巷間よく言われるように、”人の心は、お金では買えない!”のです。私は、このシーンを、何度見ても落涙します。
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