天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

『財界さっぽろ10月号』札幌市発表地震被害の厳寒期2時間以内凍死者6184人に驚愕し暖房未利用訓練を

2018-11-18 12:07:02 | 日記
今日の日記は、中央区民センター図書室から借りて読んでいる雑誌『財界さっぽろ10月号』で書かれている【緊急特集 胆振東部地震”戦慄のブラックアウト”】での、札幌市発表の発生予想被害の事です。添付した写真は、その雑誌の表紙です。
この特集記事を読んで、私は深く安堵したり(別宅マンションの液状化危険度極めて低い)、とても驚愕した災害予想(厳寒期の地震死者8234人)を、以下に一部引用掲載します。
『札幌市が公表している「液状化危険度マップ」では、豊平区、中央区、南区は比較的「可能性が低い」部分が多い。(私注:添付されたマップでも、私の別宅マンションは「極めて低い」であった。)・・札幌市は、将来、震源となるであろう活断層を推定し、実際に発生した場合の被害の全体像を「地震被害想定」として発表している。月寒断層により想定される地震の最大規模は、マグニチュード7.3、震度7と巨大だ。札幌市内はおおむね震度5弱以上になり、市街地の大部分で6弱、6強となる。交通障害による帰宅困難者は夏季で4万4066人、冬季で8万3142人も出ると予想されている。建物は夏季だと3万218棟が全壊し、7万1073棟が半壊。冬季は3万3611棟が全壊、7万8850棟が半壊すると見られる。(私注:夏と冬で被害が若干違うのは、屋根にある積雪の荷重条件が影響し悪化)死亡者数は夏の場合、最大で1789人。冬は2637人で、そのうち587人は地震発生時から24時間以内の凍死者だ。厳寒期には凍死者が8234人に増える。それは地震発生2時間後の凍死者が6184人と想定されるためだ。・・冬の場合、直下型地震が札幌に直接与える経済被害額は6兆2673億円となる。』
この札幌市発表の月寒断層により想定される地震被害の予想データを見て、私はとても驚きました。それは、被害建物や人的被害を夏と冬に区分して想定(注:発生時刻で区分する場合は今まで見た事有り)して、その数字を細かく1単位まで算出しているからです。また、帰宅困難者も冬季の札幌では雪で徒歩帰宅が難しくなる事まで考慮してその算出をしています。
さらに、厳寒期には、地震発生後2時間以内に6184人の凍死者が出て、最終的死者は8234人(札幌市の総人口の約0.4%)になる事です。札幌市の年間最低気温は氷点下10度程度ですが、直接の地震被害の死者より、屋外にいたりや室内で暖房が使えない罹災者の二次被害が3倍以上もいるのです。北海道の札幌市で凍死者が3倍以上ですから、私が昔仕事で体験した極北の地・北見市(最低気温が氷点下20度程度は日常的)で地震が発生したら、その凍死者割合はもっと増えるでしょう。
だから、別宅マンションの建物は安全だと思っていますが、地震により電気やガスのインフラが使えなくなるので、その事を考慮して、厳寒期では自身の体温調整(むやみに暖房を使わず厚着をして過ごす)も普段から心がけないといけないと、私は今強く得心しています。
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