天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『マイケル・コリンズ』Lニーソンは『リンカーン』同様44歳が31歳演じるは相応しくないと辞退を!

2012-12-30 12:27:24 | 日記
今日の日記は、今久しぶりに茶の間鑑賞している映画『マイケル・コリンズ』(1996年製作 ニール・ジョーダン監督 リーアム・ニーソン主演)のことです。
私は、11月11日付日記で、映画『エクスカリバー』(1981年製作 ジョン・ブアマン監督 ナイジェル・テリー ヘレン・ミレン主演)に映画デビューしたリーアム・ニーソンを皆さんに紹介しました。
そして、この俳優リーアム・ニーソンが、母国アイルランド独立の闘志マイケル・コリンズを演じたこの映画を、私はふと観たくなって、レンタル店から借りて今DVD鑑賞しています。
この映画は、アイルランド出身のニール・ジョーダン監督が、1916年から1922年にかけて起きた大英帝国からのアイルランド独立運動を、あまり知らない世界中の観客にも、よく理解でき分かり易く説明した2時間12分のドキメンタリー風政治ドラマです。
当然、その歴史的事実と食い違いを、映画発表当時から、多くの歴史家から批判されています。私には、その詳しい歴史事実のことは分かりませんが、主役(マイケル・コリンズ)を演じたリーアム・ニーソンの製作時年齢44歳が、その活動家実年齢(1922年・暗殺時31歳)を13歳、その身長も10cm以上もオーバーしている、両者の身体的不一致のことが一番気になっています。
添付した写真は、1916年の独立武装蜂起の罪で服役し1918年に刑期を終えたコリンズ役のリーアム・ニーソン(中央)と婚約するキティ役のジュリア・ロバーツ(左側)、親友の活動家役エイダン・クイン(右側)です。
この写真で分かるように、リーアム・ニーソンは若造りのメーキャップに徹していますが、私にはどう見ても27歳の若々しい青年には見えないです。
だから、演技面は別にして、この主役キャスティングには無理があったと、私は今強く思っています。そして、このリーアム・ニーソンは、2010年には、映画『リンカーン』でアメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを演じることが決まっていましたが、このプロジェクトの製作時間が長くかかり過ぎ、”58歳になった自分が、56歳で死去したリンカーンを演じるのはふさわしくない”と、その映画出演を降りているとても芯のある名優です。
だから、私は、名優リーアム・ニーソンに、この映画『マイケル・コリンズ』も”44歳になろうとする自分が31歳で死去したマイケル・コリンズを演じるのはふさわしくない”とニール・ジョーダン監督に語ってほしかったです。
そして、その代役には、映画『リンカーン』と同様に、立派な英国人俳優のダニエル・デイ=ルイス(注:リーアム・ニーソンより5歳若くアイルランド市民権取得)がいたのですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする