進化は、彼らを選んだ
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
監督・・・ルパート・ワイアット
出演・・・ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、アンディ・サーキス 他
【解説】
人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。
現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる。
『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目だ。
【STORY】
現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。
面白かった~~。
感動もした~~~。
反省もした~~。
モーション・キャプチャーって凄いね。
あのお猿さんたちが、主要メンバー6人以外はCGっていうのも驚きだだし 1匹1匹の動きが本当にリアルで実際そこにいるような感覚。
素晴らしいわ・・・
言葉がなくても感情がヒシヒシ伝わってくる。
ウィルは、純粋に大好きな父親を治してあげたい。
喜ばせてあげたい。
その強い気持ちだけで研究に打ちこんでいるから、周りに与える影響の大きさまで考えが回らないのかな・・と思えた。
家族が認知症で、本人も周りも苦しんでいるっていう気持ちが痛いほど分かり・・・
彼のやったこと責められない。
たとえ、それが人類の歴史を大きく変えることになっても・・・
波紋が広がるのは早い。。。
最初は小さな出来事でもそれが広まるのってアッという間なんだな。って恐怖も感じた。
隣人の方、認知のお父さんに車破壊されて
「パイロットなのに仕事に行けないじゃないかっ!」って、あえて職業を名乗っていたのがラストに結びつくとは・・・憎い演出・・・
人間って傲慢だなぁ・・・と、こういう作品観るたびに思う。
この世界は自分たちを中心に回っているって、本気で思っている。
何か大きな力に“生かされている”ということを考えないで。
だからいつかは“猿の惑星”になってしまうんだっていうのは極論だけど・・・
人類への警鐘・・・という言葉通りの作品になっていると思う。
ジェームズ・フランコはお気に入り俳優さんの一人ですが、今回もあのすがるような瞳は健在でした。
彼って自分の素晴らしい容姿、気づいているかな?
その容姿が邪魔してると逆に思っているんじゃないか・・・と思える時もあるけど~今回は彼の真っ直ぐなまなざしが、この作品に奥行きを与えてる。そんな気がした。
切なさMAX。
ヒロインのフリーダ・ピント。どこかで見たことある~と思ったんだけど 『スラムドッグ$ミリオネア』の彼女とは思わなかった~~~。
観終わってパンフで知った。大人の女性になりましたね。
認知症のパパはジョン・リスゴー。症状が重い時と軽い時の差に納得。
病気の時は目が死んでる。
薬の効果でイキイキとして~生に満ち溢れてる表情を見ると、この病に苦しんでる方がどんなに辛く哀しい思いをしているかがよく分かる。
ドラコで全世界に通じるトム・フェルトンは、あのねちっこさがたまらない~。
多分いいもんの役も出来るんだろうけど、今はこういう悪い人が似合っちゃって似合っちゃって~~~。
猿のシーザーを演じたのはアンディ・サーキス。
ゴラムもキングコングも凄い!って思ったけど・・・今回は目の演技が一段と素晴らしくて・・・
彼の表情ひとつひとつが好奇心、恐怖心、憎しみ、哀しみ・・様々な感情が伝わってくる。
言葉なんてなくてもこんなに伝わるんだ。
ラストの決断には思わず涙。
切ない想いがこみ上げてきました。
映像もよかった。
シーザーが喜んで遊んでいた森林公園やその木の上から見下ろす街並みもなんだか胸を打った。
ステキな作品に出会えたな。
(チンパンジーって、あんなに大きくなるってみんな知ってた?)
マリー的お気に入り度 ・・・ ★9個半
まさかここまで面白いとは予想すらしていませんでした。
一気に物語に引き込まれ、
最後まで全く飽きることがなく・・・。
そうそう、あのパイロットが最後の“伏線”として活きてくるとは・・・。
これには驚きでした。
これからの“展開”が気になるところですが、
続編が出来るのかどうか、気になります。
お猿に感情移入★
面白かったよねー、どら子はホントに憎らしい。
今後こんな役ばかりになるのかな、ほんとに性格悪いと勘違い?されそうでちょっと可哀想(笑)
ジェームズくんは今回もよかったし今年は大活躍ね!
そんなに期待していなかったのですが、この作品なら家族で楽しめそう♪
と、計画中でした。
次女が風邪ひいて延期ですが・・。
楽しみです☆
CGの技術も改めてすごいなーと思ったし。
シーザーに感情移入しながら観てました。
セリフがなくてもちゃんと思いが伝わってくるのがすごいですね。
トム・フェルトンというかドラコ!
またしても感じ悪い役。こういう役しか回ってこないかもとちょっと心配になっちゃいました^^;
そうそう、予想外に面白かったですね。
感動もしたし・・・
パイロットの伏線がにくかったですよね。
続編期待しちゃう終わり方でした・・・
あるかな???
最近心にズンっと響く作品に飢えていたかも~~~。
お猿なのに、よかったです。
ドラコはちょっと不安になる・・・
いい役も見たいなぁと思っちゃう。
ジェームズくんはやっぱりいいわぁ~うっとり(笑)
今オレンジ家は、映画どころではないかも~。
楽しいだろうなぁ~。
うん!これは子供も楽しめると思う。
そして何かを感じ取ってくれそう・・・
行けるといいね。
CGとは思えなかったですよね・・・
シーザー(アンディさん)、素晴らしかったね。
台詞、必要なかったですねぇ。
ドラコ、絶対いい役もできると思うのに~
けど、この悪っぷりが好き♪
介護をなさっていると、色々苦労もあるでしょうね。
よりいっそうジェームスくんの気持ちに寄り添えちゃったのでは?
認知症のお父さんの演技がすごかったよねー
目が死んでいる時と生き生きしている時と・・・
勿論シーザーも素晴らしい!
私もチンパンちゃんがあんなに大きくなるなんて、意識したことなかったなー
私なんて介護のうちに入らない位だけど。
やっぱり父親ってバリバリやってる姿が印象に残ってるから、情けない姿見ると切ないんだよね・・・なんとかしてあげたいって思っちゃうよ~
演技とはいえ、お父さんとジェームズくんに感情移入・・・
チンパンジーって小さいイメージがあって、びっくり!しちゃった!