pure breath★マリーの映画館

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『ワールド・ウォーZ』2D字幕

2013-08-11 17:34:23 | 映画(わ行)
             守るのは家族か、世界か。



『ワールド・ウォーZ』
監督・・・マーク・フォースター
製作・・・ブラッド・ピット
原作・・・マックス・ブルックス
出演・・・ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス 他

                      
                     【解説】
ベストセラーを記録した、マックス・ブルックスの小説を実写化したパニック大作。人間を凶暴化させる未知のウイルスの感染原因を解き明かそうと、感染者と非感染者の死闘が繰り広げられる世界各地を駆ける元国連捜査官の姿を、息詰まるタッチで活写する。ハリウッドスターのブラッド・ピットが主人公にふんし、製作も兼任。監督は『007/慰めの報酬』などのマーク・フォースター。無数の感染者が群がって生じた巨大人柱が防壁を越えようとするなど、圧倒的映像の数々に息をのむ。
                     【STORY】
元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。



もちろん2D字幕を選択~。
かなり前にブラピがゾンビものに出るって報道があったからゾンビものってことは、みんな知ってるのかと思っていたら、やはり一般の方にはびっくりされる方もいて・・・字幕に“ゾンビ”という文字が出た途端~一名退場・・・そんなに嫌ですか~???
でも、わりとソフトゾンビ(笑)だったと思います。
ただ、どこから出るんだろうとドキドキするシーンはあったけどね・・・。

ゾンビより何より、一番凄かったのは飛行機のシーン。
特撮だと思うけど、あんな風に紙きれのようにたくさんの人が飛んでゆく姿を観たのは初めてで~心臓バクバクした!

後、各国の対応で~某・北の国の対応に驚愕・・・
そんなことしちゃ、命助かってもこれから大変では???某国民に同情・・・
「パシリム」と違って日本のにの字も出てこなかった・・・韓国なのね。

そして気付いたこと・・・「パシリム」同様、“壁”は何の役にも立たないということ・・・←ここ重要(笑)


予告編で何度も観ていた高い壁に群がる無数の人々(あえて人と言います)
昔の城を落とす時のようだ・・・まぁ頭使えないから、道具は使わず体力?勝負だけど(笑)共喰いってないのかな?
感染させるだけなのかな?

テーマとしては家族愛~家族を守る為に命をかける姿・・・なのかな。
でも、あの奥さまは命がけで現地へ向かう夫に対してちょっとワガママ。ケータイにかけ直すなんて、ちょっと考えてよ~と思った。
もっと日本的に(?)耐える女性なら共感出来たかな。
ああいう場面では一般人はお荷物でしかないんだな~。哀しいけど、そりゃそうだよね。現実を突きつけられた気がした。


ブラピは惚れこんでこの映画を作ったんだな~って、よ~~~く分かりました。似合うもん。
家族を愛するデキる男。
プランBはいろんなジャンルの面白い作品を輩出してるよね。プロデューサーとしての腕もなかなかですよね。


イスラエル軍の逞しいセガン中尉・・・髪を剃ったクリステン・スチュワートに見えたのは私だけでしょうか?
クリステンがヴァンパイアになりそう~な病的なカンジがどことなく似ているなぁと。


ゾンビのアップはあんまりないので、そんなに怖くなかった。大量発生で地面を埋め尽くす~~~というシーンもあんまり現実感なく冷静に観れた。
国連の仕事って今までよく分かっていなかったなぁ。
ジェリーが世界各地で会う人々は原則、現地の俳優さんを起用したそうで、そういう細かいところが真実味を与えているのかも。
びっくりしたのは一番最初の感染者の方。身体がヘンな風に曲がったり~怖い動きをしていたけど、あれはCGじゃなくて、あの俳優さんの演技なんだって。動きのスペシャリストだそうです~。

あの、若きウイルス学者さんは必要でしたか?
ただ“いい言葉”を残すだけの為の登場でしょうか・・・あっけなくて、びっくりしました~~~。

ジェリーの最後の決断は、一体どのウイルスを選んだの?とドキドキした!偽装ワクチンって画期的なアイデアだよね。凄い・・・



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半(ゾンビがキモくなくてよかった・・・ほっ)