田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

たそがれトワイライト in もいわ山

2012-01-11 19:25:56 | 札幌(圏)探訪
 たそがれ、トワイライトと同じ意味の言葉を続けましたが、そうした方が私としてはしっくりきたのでタイトル名としました。暮れなずむ札幌の街を見下ろしながらの食事は何にも代えがたいハッピーな気分をもたらしてくれます。
 

 藻岩山の山頂レストランの改修前、友人などが来札する度に山頂レストランへ案内し食事をしました。(それほど頻繁にではないですよ)その際は必ず夕暮れ前に入店し、札幌の街が徐々に暮れなずみ、やがて漆黒の夜の中に宝石のように光が拡がっていく夜景を楽しみました。
 改装なった山頂レストラン(THE JEWELS)はどのようになったのかとちょっと気になっていましたが、妻の誕生日を今年は山頂レストランで祝おうということになりました。

          
          ※ レストラン「THE JEWELS」のエントランスです。

 THE JEWELSは藻岩山山頂駅の2階にあります。
 私たちは当日の日没が16時17分ということだったので、16時に予約しレストランに入店しました。夕食には少し早い時間だったこともあり、客席は閑散としていましたが2時間後に退店する頃には入店待ちの人もいるほどの盛況でした。

          
          ※ 店内の様子です。ご覧のように入店した直後は閑散としていました。

 店内はやはり改装前よりはグレードアップした感じで、夜景を眺める窓も大きくとってあるように感じました。
 私たちは窓際の席を希望したのですが、市の中心部方向ではなく真駒内方向だったのがちょっと残念でした。
しかし、気分は最高です!

 フレンチにはやはりワインで乾杯ということになりました。(私はあまりワインは得意でないのですが…)
 徐々に、徐々に札幌の街が暗くなっていくにつれ、街の灯りがぽつりぽつりと時間と共に増えてゆくのです。そのような素晴らしいシチュエーションの中での食事は美味しさも倍増するというものです。

          ※ 私たちの座った席から札幌の街が暮れなずんでいく様子を時間を追って写してみました。
          
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 店内は照明を落としてお客が夜景を楽しめる配慮がなされています。(手元はしっかり照らしてくれています)
 ワインの酔いが回ってきて、気が付くと札幌の街は店名(THE JEWELS)のように宝石を散りばめたような素晴らしい夜景が拡がっていました。

          
          ※ 戸外が暗くなってからの店内の様子です。

          
          ※ 本日のメインディッシュ「牛ほほ肉のシチューパイ包み焼きアリゴとともに」です。実は写真的には
           前菜の盛り付けが鮮やかだったのですが、食欲をそそられ写真に撮るのを忘れてしまいました。(ガクッ)

 ロープウェイの代金が余計にかかりますが、記念日などの食事には相応しいスポットではないだろうか。
 おじさんおばさんカップルも、たそがれトワイライトの中しばしロマンチックな気分に浸ったのでした!?

          
          ※ 屋上には愛の鐘(?)が設置されていました。恋人たちの聖地を目ざすつもりだろうか??

もいわ山ロープウェイ

2012-01-10 20:17:11 | 札幌(圏)探訪
 昨年末に新装オープンした藻岩山の山頂レストランで妻の誕生日を祝おうと、「もいわ山ロープウェイ」を利用しました。今回はそのロープウェイとそれに続くミニケーブルカーについてレポートすることにします。

          
          ※ 新装なった山麓駅の全景です。

          
          ※ 同じく中腹駅の全景です。 

          
          ※ 同じく山頂駅の全景です。
 
 藻岩山のロープウェイや各施設は老朽化にともない昨年から約1年半の改修工事を経て、昨年末(12月23日)にリニューアルオープンしました。
 それにより、ロープウェイはもちろんのこと、新たにミニケーブルカーが設けられたり、山麓駅、中腹駅、山頂駅などが新築されたり、と大きく変貌しました。

          
          ※ 山麓駅からロープウェイに乗り込むところです。
          
 昨日(9日)初めて訪れてみて、確かに新しくなったことで以前より快適さは増したと云えるのですが、同時に疑問や不満も感じてしまいました。そのあたりを利用者目線で述べてみたいと思います。

          
          ※ ロープウェイ途中で下り線のゴンドラとすれ違いました。

 改善点として素直に評価できるのは、市電の「ロープウェイ入口」停留所近くから山麓駅までシャトルバスが運行されるようになったことです。短い距離ですが急坂が続く山麓駅まで無料バスを運行するようになったことはサービス向上の一つでしょう。
 そしてもう一つは、山麓駅のところの駐車場が拡大されたことです。斜面を利用して立体的に駐車スペースを確保する工夫がなされました。

          
          ※ 中腹駅内の土産物などを扱う売店「もいわのお店」です。

 一方、疑問や不満についてです。
 まず最大の疑問は、なぜロープウェイだけで山頂まで運ぶシステムとしなかったのか、ということです。
 わざわざロープウェイからミニケーブルカーに乗せ替えねばならないほどの理由があるのでしょうか? 現代の技術水準から考えると、山麓から山頂までロープウェイで一気に運ぶことは容易なことだと思われます。このことについての説明は一切なく、これから訪れるであろう多くの観光客も大きな疑問や不満をもたれるのではないかと思われます。

          
          ※ ミニケーブルカー「もーりすカー」の乗車口です。
          
 以前はロープウェイの代金(往復1,100円?)だけで、中腹駅からは無料バスを運行してくれていたのが、新しく「もーりすカー」という短かなケーブルカーを走らせ、往復で600円も徴収するシステムとなりました。金もかかり、連絡のための時間もかかるというこのシステムはおそらく観光客からは大いに不興を買うのではと予想されます。

          
          ※ 実はこの写真を撮るために私は年間パスを利用して今日(10日)再度訪れ再取材をしたのでした。

 次に以前は山頂駅(展望台)にあった土産物などを扱う売店を山頂駅から中腹駅に移したことです。ここに運営側の戦略的な臭いを感じます。つまり中腹駅に観光客を足止めさせようとする戦略です。
 山頂駅は展望台以外にはレストランとスターホールという3D映像施設があるだけです。山頂駅にそれほど留まる理由が無くなってしまいました。

          
          ※ この写真は中腹駅の近くで撮ったものです。もーりすカーの終着駅の山頂駅はご覧のとおり目と鼻の先です。         

 今回のリニューアルによって、観光客が山頂に立ち再び山麓駅まで帰ってくるのに要する費用が1,100円から1,700円に値上げされたことになります。(この値上げ分はもーりすカーの往復運賃なのですが)
 観光客は「高いなぁ…」と感じつつも一度きりですので、しかたなく利用するでしょうが、果たして市民はこのことに対してどのような感情を持つでしょうか?
 もっとも市民向けには年間パスというものが2,800円で発売されていて、私はそちらを購入することにしたのですが…。

          
          ※ 再度訪れた今日の午後は雪模様で展望台からは札幌市街が全く展望できませんでした。

HBCカップジャプ競技会

2012-01-09 22:23:28 | スポーツ & スポーツ観戦
 新年のジャンプシーズンが開幕しました。今日(9日)行われたHBCカップは国内唯一のノックアウト方式によって行われる大会です。観戦する側にとっては非常に興味深いノックアウト方式によるHBCカップを観戦しました!
 

          
          ※ 長野オリンピックの金メダリストの一人、往年の(と云ったら叱られる)大選手岡部選手のジャンプです。

 ノックアウト方式とは?
 参加選手全員による予選を行って、上位16選手を選出して対戦相手を決め、一回のジャンプで優劣を競い、勝者が勝ち残って、さらに戦いを続け優勝者を決定する方式だ。
(この大会では最後まで2名で争われたのではなく、2回の戦いで勝ち残った4名が最後に一回飛んで最優秀者を決定する方式でした)

          
          ※ 横からのシャッターチャンスはなかなか難しい。たまたま撮れた選手で、選手名は分からない。

 新年のジャンプシーズンは1月7日(土)のメグミルク杯が最初で、HBCカップは第二戦だったが、メグミルク杯が宮の森のノーマルヒルの大会だったのに対して、HBCカップは大倉山の第一戦でもあった。

 寒い中で全ての戦いを見届けるのは厳しいと思い、私は予選ラウンドの途中からの観戦となった。予選ラウンドは参加選手60数名から16名にふるい落されるのだから厳しい戦いである。
 それほど熱心なジャンプウオッチャーではない私は予選ラウンドは選手の成績を気にすることなく、シヤッターチャンスを狙ってカメラを構え続けた。
 カメラを新調した割には満足いく瞬間を切り取れなかったことに後悔が残った。

          
          ※ 角度を変えて正面から撮ったものです。選手は山田大禧選手です。

 16選手によるノックアウト方式の決勝ラウンドがスタートした。
 16選手の中には船木、岡部、葛西といった往年の選手が名前を連ねている。栃本、湯本、高柳といった中堅どころも決勝ラウンドに駒を進めた。それに対して若手と云えるのは、山田、小林くらいか?ちょっと寂しい感じが否めない。

 一回戦(準々決勝)を勝ち進んだのは、岡部、小林、船木、湯本、遠藤、葛西、一戸、栃本の8選手だった。
 ノックアウト方式の面白さは(反面残酷でもあるのだが)あくまで対戦相手との勝負だということだ。ジャンプとしては他の組で勝ち残った選手よりずっと良いジャンプをしていても、当面の相手より得点が少なければ敗退となってしまうところが面白い。(残酷だ)

          
          ※ ノックアウト方式は勝利が決まった瞬間に勝利者インタビューがあります。インタビューに応える葛西選手です。

 二回戦(準決勝)を勝ち進んだのは、湯本、葛西、小林、栃本の4選手だった。
 この時点まで栃本選手が予選を含めて全てのジャンプで135mオーバーを記録しており、ダントツの強さを示していた。(栃本選手はメグミルク杯でもジャンプ台記録を更新して優勝していた)

 それがなんと4選手による三回戦(決勝)では、栃本選手のまさかの大失速で栃本選手は4位に、優勝は若手の小林潤志郎(東海大学)がさらってしまった。2位は湯本、3位は葛西という結果に終わった。

          
          ※ ブレーキングトラック上の観客です。やや寂しいか?

 普通ジャンプ競技は2回の飛躍の合計点で争う競技である。
 だから競技関係者や古くからのファンはノックアウト方式を邪道と見ているかもしれない。しかし、私たちのような素人にはその場ですぐに勝ち負けが分かるノックアウト方式は観戦していてとても興味深く映る。
 もう少しノックアウト方式の競技会が増えないものかなあ…。本場ヨーロッパでもジャンプ週間の4試合がノックアウト方式によって行われているというし…。

          
          ※ 会場には全道各地のユルキャラが大集合してPRしていました。写真はご存じ「TV父さん」です。

映画 64 猿の惑星・創世記(ジェネシス)

2012-01-08 23:42:39 | 映画観賞・感想

 今年の初映画に選んだのは新作ではなく、蠍座でかかっていた「猿の惑星・創世記」でした。地球上を支配している人間を猿が逆襲するというテーマ性に興味を抱いたので足を運んでみました。 

          

 パフォーマンス・キャプチャーという最先端のCG技術だそうである。
 その技術を詳しく知りたい向きは調べていただくとして、ともかく猿の表情が素晴らしい。セリフが言えないだけにその表情(特に眼の表情)だけで、猿の心の内を語らせ、ストーリーを紡いでいくのです。

 人間の勝手な事情で新薬の実験台として使われる猿たち…。
 しかし、その実験の中で人間同様の才能を獲得した一匹の猿から逆襲のドラマが始まる…。
 人間同様の才能を獲得した猿は、人間に差別され、苦痛に満ちた毎日を送らされていることに大きな憎悪を抱く。
 その憎悪が起爆剤となって、仲間を扇動し人間社会へ逆襲するのである。(ストーリーの全てを紹介することは困難です)

 猿たちの逆襲の場面、特にゴールデンゲートブリッジ(金門橋)における逆襲のシーンは映画の醍醐味を十分感じさせてくれるものだった。

 ただ、私には「猿の惑星」の第一作を見終えた後のような衝撃的な感動は味わえなかった。それはなぜなのだろう、と考えたのだが…。
 私には今一つうまく説明できない。
 ストーリーに少々無理があったためだろうか? 映画の中にすっぽりと感情移入できなかったことがその要因のように思えるのだが…。

 
 今年も素晴らしい映画と出会うために、できるだけ映画館に足を運びたいと思っています。


札幌Cafe紀行 №96 Lakura分室

2012-01-07 22:07:25 | 札幌Cafe紀行
 2012年のカフェ初めは質店の倉庫をリノベーションした「Lakura(ラクラ)分室」でした。雰囲気のある造り、都心とは思えぬ静かな空間、おしゃれなランチ、ポイントの高いカフェでした。 

 Lakura分室は雑誌「北海道生活」の「札幌・小樽・函館 歴史建物カフェ探訪」特集号の表紙を飾っているのを見て、ぜひ訪れたいと思っていたカフェでした。
 この日は大通公園であった札幌市の出初式の帰り友人と二人で訪れました。ところがこのカフェがけっこう目立たないところにあり、探すのにちょっとばかり苦労しました。

          

 建物は二階建てで、赤銅色に焼し締めたレンガ造りで、いかにも質店の蔵といった面構えです。中に入るとカフェ部分までのエントランス部分にオーナーのこだわりのような品々が陳列されています。そしてその奥のカフェ部分は部屋が二つに分かれていて、どちらに入ろうか迷ったのですがテーブルが二つ並んだ厨房に近い小さな部屋の方に座りました。大きな部屋の入り口には大きな黒光りした重厚そうな扉がど~んと構えています。

          
          ※ 両脇の黒く見えるのが扉です。

 メニューにもこだわりをみせ、木片に描かれていました。

          

 私たちは昼時だったこともあり「Lunchセット」(1,200円)をオーダーしました。
 セットの内容は、黒豆と押し麦のスープ、カンパニュー、ドリンクという内容です。
 スープは黒豆がたくさん入ったものでしたが、味的にはちょっと物足りない感じもしました。カンパニューはパン自体も上に乗っかった具材も美味しくいただきました。また、添え物の焼きリンゴも上手な味付けがされていました。
 ただ、ランチとしては量的にはどうなんでしょうね? ちょっと物足りない気もしたのですが…。

          

 コーヒーは森彦から取り寄せているという情報でしたが、なるほど濃厚な味が楽しめました。

          

 車が行き交う道路から奥まっているからでしょうか、都心にあるのに静寂が保たれ、静かに流れる音楽が心地良く耳に入ってきました。
 スタッフもなかなかフレンドリーで、気持ち良くランチタイムを楽しめました。

          

 そうそう、「ラクラ」の意味についてスタッフに尋ねたところ「楽蔵」という意味で、「分室」というのはもともと厚別に本店があってこちらを「分室」と称したそうです。もっとも現在は厚別の方は閉じてこちらだけ営業しているとのことでした。

【Lakura分室 データー】
札幌市中央区南4条西9丁目 1009-3
電  話 011-563-1109
営業時間 11:30~18:00
定休日  無休
座 席  25席
駐車場  有(3台)
入店日  ‘12/01/07




札幌市出初式

2012-01-06 21:26:23 | 札幌(圏)探訪
 以前から一度は見たいと思っていた出初式でしたが、今年ようやく見ることができました。そのお目当てはもちろん梯子乗りです。不安定な梯子の上での軽い身のこなし、粋だねぇ~。 

          
          ※ 会場には各種の消防車両が展示されていました。

 新春の風物詩でもある“出初式”を一度見てみたいと以前から思いながら、なかなか果たせないでいました。
 今日(6日)、札幌市の出初式が大通公園8丁目広場で行われ、その一部始終を見ることができました。

          
          ※ 出初式を前に整列した消防署職員(写真奥の紺色の制服)と消防団員(写真手前の橙色の団服)のみなさんです。

 式はまず、ヘリコプターの編隊飛行から始まりました。計4機による編隊飛行は札幌市消防局と北海道警察ものということだったが、その保有割り合いについての説明はありませんでした。(せっかく望遠機能の充実したカメラを持参しながらヘリコプターを撮り損ねるという失態を演じてしまいました。ドジっ!)
 火事ばかりでなく、あらゆる非常事態に敏速に対応するためにもヘリコプターの存在は頼もしいかぎりです。

          
          ※ 消防音楽隊と共に開会前の会場を盛り上げたカラーガード隊です。

 式はその後、市長(札幌市消防の最高責任者?)の式辞、消防局長の決意表明、各界からの祝辞と続きました。
 そして、特色ある活動をしている少年や婦人の消防団組織や、特殊な消火活動に従事する部署の人たちを幹部が観閲しました。

          
          ※ 現代の消防にはこうした特殊な服装をした部署もたくさんあるようです。

 そしていよいよ札幌市木遣り保存会の登場です。
 江戸時代の火消し組をほうふつさせる法被を身にまとい、40名ほどの保存会の人たちが登場しました。

          
          ※ 札幌木遣り保存会の方々です。

 木遣り歌、纏振りと続き、最後に梯子が登場しました。
 鳶で梯子を支える中、若手の梯子乗りが登場して梯子上でさまざまな技を披露しました。
 軽い身のこなしはさすがです。
 札幌における梯子乗りは、その技が熟達していなければならないことはもちろんですが、寒さと戦わなければなりません。観ている方が震えてきます。
 若手の後にもう一人、今度は中年の方が同じように披露しました。

          
          ※ 梯子乗りについては本文の説明で十分でしょう。
          

 梯子乗りは江戸時代に高いところに登り火事の方角を確かめたことがその起源とされているようです。
 粋でいなせな梯子乗りは、新春を飾るに相応しい日本に伝わる古き伝統です。
 これからもぜひ伝統を継承していってほしいものです。

iphone 4

2012-01-05 23:22:46 | その他
 とうとう乗り換えてしまいました。以前から息子に「乗り換えたら?」と勧められていたアイフォーンでしたが、今日今年初めての買い物として思い切りました。しかし、使いこなす自信はまったくありません。

          
 
 地下鉄に乗ったりしていると、最近はスマートフォンを操る人たちが増えてきました。最初こそ目に付いたのは若者ばかりでしたが、最近はその層もグッと広がってきたように思われます。
 昨年末からメディアなどが盛んに伝えるスマートフォンに「どんなものなんだろ?」と興味津々でした。いわゆる画面に触れて操作するという新鮮さが私の目を惹きました。そんな私を見て昨年秋にすでに購入していた息子が「興味があるんなら、乗り換えたら?」と何度も勧めるのです。
 そこで思い切ったという次第です。

          

 これまでのdocomoを解約したり、乗り換えの手続きや初期設定をしたりと、かなりの時間を費やしましたが、今夕無事iphone 4(ブラック)を手にしました。
 同時にスマートフォンについてほとんど知識のない私は書店で「はじめてのiphone 4」という参考書も購入しました。
 
 手にはしましたが、いまのところ全くといっていいほどちんぷんかんぷんです。
 ただ、電話機能とメール機能については先方に迷惑をかけたくないと思い、なんとか理解することができたので一安心といったところです。

          

 さあ~て、現代の機器には全く弱い私です。
 これから悪戦苦闘がしばらく続くと思いますが、はたしてどれだけの機能を使うことができるのか。まったく自信はありません。
 最低、いつも手元におけるパソコンとしてインターネット機能だけは有効に使えるようになりたいと思っているのですが…。

初滑り

2012-01-04 21:18:16 | スポーツ & スポーツ観戦
 好天に誘われて、昨日のスノーシューに続いて、今日はスキーの初滑りに行ってきた。このところ初物づいているが、およそ一年ぶりのスキーで滑る感触を楽しんだ。しかし…。 

 昨日のスノーシューで無意識に身体を動かすことの楽しさに目覚めたのかもしれない。好天の空を見て「スキーに行こう!」と思い立ったのでした。
 札幌は大都会でありながら、急遽思い立ってからでもスキーが可能なスキー場が市内にいくつもある。私のところから最も近い「ばんけいスキー場」までは車で走って15分の近さだ。

          
          ※ ばんけいスキー場のセンターロッジです。

 街から15分の近さにあるスキー場とはいっても、毎年のように全日本モーグル選手権を開催するバーンも備えた本格的なスキー場である。
 今日はその「ばんけいスキー場」へ行ってきました。
 ちょっと長いかな?と思いつつ、4時間券(シニア割引で2,030円)を購入し、さっそくスキーイングを開始した。
 平日とあってそれほど混んではいない、というよりどのリフトも待ち時間なしで乗ることができる。(私たちの若い頃と比べると大違いである)
 ばんけいスキー場は現在6本のリフトが稼働している。その6本のリフトが横並びに展開している。とりあえず全てのリフトに乗り、スキー場の全てのバーンを滑ってみようと思った。(ただし、モーグル用のこぶこぶの斜面だけは遠慮したが)

          
          ※ 平日あってスキーヤーの少ないスキー場です。

 久しぶりとはいっても、体がスキーを憶えてくれている。どのバーンも気持ち良く滑ることができた。歳のことを考えて、抑え気味に滑ることを心掛けたが…。

          
          ※ それでもロッジ前にはスキーヤーの姿が目立ちます。
         
 全てのバーンを一応滑り終えると、1時間半が経過していた。
 一休みしようスキーを外し、ヒュッテでコーヒータイムをとった。
 するともういけない。それ以上滑ろとする意欲が沸いてこないのです。
 実はしばらく前から、私はこの病気(?)に罹っているようなのです。スキーをやっていてもちっとも楽しく感じられなくなっているのです。

          
          ※ 山頂付近までリフトで上げられたところからは札幌の街並みが遠望できます。

 数年前から何度もこのブログ上で「札幌近郊スキー場巡り」というシリーズを始めようかなと思いながら実現していないのは、この病気(?)のせいなのです。
 若き日には相当の金と時間を費やしたスキーになぜ意欲が沸かなくなってしまったのか、そのことについて別途考察してみたいとも思っています。
 結局、私は4時間券を購入しながら1時間30分程度スキーをしただけで帰宅してしまったのでした。

 そうはいいながらも、今シーズンはせめてあと数回はスキーを楽しみたいとは思っているのですが…。 

初歩き? スノーシュー

2012-01-03 23:13:31 | スノーシュートレック & スノーハイク
 今日の午後、思い立って今シーズン初めてスノーシューを取り出した。昨年末からまったく体を動かしていない我が身体に鞭を入れなければとの思いからだった。鈍った身体は鞭を入れられると悲鳴を上げた。 

 このところまったく運動らしい運動をしていません。
 腹の周りは順調に成長し、身体はまったく鈍ってしまった。
 これではならじと戸外に飛び出すことにした。

        
        ※ 三角山の登山口と我が愛機です。向こうに自由に使えるストックが並んでいます。

 今シーズンもまたスノーシューを楽しみたいと思っています。
 そこでスノーシューに慣れることも兼ねて、近くにある三角山に登ってみようと出かけることにした。
 三角山は冬であっても市民には人気の健康づくりのスポットらしく、スノーシューを装着しなくとも楽々登ることができるほどコースは踏み固められていた。
 しかし、私はスノーシューに慣れることが目的だったので敢えてスノーシューを装着して登ることにした。

        
        ※ 登山コースはご覧のように両脇をロープで明示しています。

 登山コースの両脇はロープが張ってあり、誰もが安全に登れるように配慮されている。
 吹雪模様の午後遅くだったが、何人もの人たちに出会った。小さな子どもまでいた。
 そんな気軽な山なのだが…。

        
        ※ 登山途中で出会った幼児とその親です。

 運動不足の私にはけっして気軽ではなかった。
 何度も、何度も立ち止まりながら登らねばならなかった。
 私と同年代と思われる人が、私の横をスイスイと登っていく。

        
        ※ 悲しいかな同年代と思われる男性が私の横をスイスイと登っていきました。

 小さな山だから何とかなったが、ちょっとした山だったら今の私の体力ではとても登頂は望めなかったろう。
 なんとか山頂に立つと、そこからは札幌の街並みが一望できた。

        
        ※ 三角山山頂にはしめ飾りとお供えがそなえられていました。

 室内に閉じこもりがちな冬期間、スノーシューは私を戸外へ誘う大切なアイテムである。

 
 ※ 三角山山頂から札幌の街並みを眺めるパノラマ写真です。
 
 


初 詣

2012-01-02 22:46:39 | イベント

 今年の北海道神宮への初詣は元日の混雑を避ける意味もあって本日(2日)参詣しました。ねらいどおり元日のような混雑には遭遇することなく初詣ができました。はたしてお御籤の結果は? 

          
          ※ ご覧のように参道はわりあいスムーズに進むことができました。

これまでの4年間、初詣は元旦に参詣していました。1年目は近くの西本願寺別院にて除夜の鐘を突いた後、その足で北海道神宮に出向いて初詣をしましたが、その人出の多さに驚きました。
 2年目からは無理せず元日の午後に初詣をしていました。それでも人出の多さは変わりません。拝殿に到達するまでにかなりの時間を要しました。

          
          ※ 初めて手水舎で手水を遣いました。

 そこで今年は混雑を避け2日にすることにしました。
 大学箱根駅伝往路の放送が終わった午後2時過ぎ歩いて出かけました。
 相変わらず人出は多いものの元日ほどではありません。参道から本殿の門まで足止めされることなく到達できました。
 これまでは手水をとる余裕もなかったのですが、今年しっかり手水をとってから拝殿に向かいました。拝殿の前ではさすがにしばらく待たされましたが、それでも元日とは比べ物にならないほどスムーズに参拝することができました。
 今年一年の無事安泰を祈願して…。そして、「輝く未来が訪れますように…」(今年の私の年賀状の言葉)と。

          
          ※ さすがに拝殿の前は少し待たされてから参拝することができました。

 その後は、お神酒をいただき、お御籤を引きます。
 さてそのお御籤ですが、その結果は… なんと「大吉」でした!
 私にとっては初めてのことです。素直に今年の一年の幸運を信じたいと思います。
 気を良くした私は、お御籤の裏に書かれていた「神の教」も丁寧に読みました。その教えが私の気持ちに沁みわたりましたので、ここに紹介することにします。        
        
【神の教】(漢字遣い、行替えなどは原文どおりです)
 あつい寒いと歎くも無駄よ。苦情いわずに、にこにこと
寒ければさむいと歎き、暑ければあついとかこち、よいにつけ、悪いにつけ、苦情
を言い、不平を言う。それは神様の御心にそむく無駄事である。暑さに耐え、寒さ
をしのぎ、これに順応し、これを克服する方法を講じて、黙々と、にこにこと朗ら
かにやって行こう。

          
          ※ 参拝の後の参道はご覧のような出店が出ていました。