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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

“熱闘甲子園”を目ざして! 第三日

2010-07-21 21:59:23 | スポーツ & スポーツ観戦
 第三日の今日は一回戦二試合と準々決勝一試合があった。試合はいずれも大味な試合展開となり、見どころも少ないように感じた。というよりも試合観戦に疲れて私の感性が鈍ってしまったようだ。それでも敢えて試合を振り返ってみることにする。 

 第三日目の三試合の結果は以下のとおりである。 
 ◇第一試合  光 星  6 対  8 札日大 
 ◇第二試合  道 栄  9 対  1 学園札(7回コールド)
 ◇第三試合  函有斗 11 対  3 立命館(準々決勝)

《粗さが気になった光星野球》
 これが札幌地区予選で強豪といわれた札幌南、北海を連破して勝ち上がってきた北星なのか、と首を傾げてしまう光星野球だった。
 どちらが試合の主導権を握るか緊張の序盤戦において、素人の私にもその粗さが気になる場面が何度もあった。

 例えば2回表の光星の攻撃の場面である。
 この回の先頭打者が二塁打を放って出塁した。次打者は当然バントで走者を三塁に進めるべきところをバントミスを繰り返し走者を進めることができぬまま一死を増やしてしまった。
 その後後続が四球で出塁し、一死1・2塁の場面でまたまた二塁打が飛び出し、見事に先制したのだが、一塁走者も生還できるタイミングで三塁コーチャーが制止させてしまった。(スタンドからコーチャーに非難の声が)

 この回、拙い攻めがさらに続く。
 場面は一死2・3塁で、次打者の内野ゴロで三塁走者が飛び出してしまった。まったく間に合わないタイミングのため三本間に挟まれて狭殺されてしまった。その間に打者走者が緩慢な走りで二塁を狙い、これまたタッチアウト。
 せっかく先制点を挙げ、勢いに乗るべきところを自ら打ち消してしまうような残念なプレーだった。

 三回にも拙い攻めが見られた。
 一死二塁の塁上で走者が牽制に刺されて二死に、その後次打者がヒットで出塁するもまたまた牽制で誘い出されてチャンスを逸してしまった。

 粗さは守備でも目立った。
 5回の札日大の攻撃で三塁に走者を置いて、二度もワイルドピッチを犯してしまいミスミス2点を献上してしまった。
 さらに7回の守備においてもショートゴロ、ダブルプレーと思われて瞬間、ショートがセカンドに悪送球して1点を献上してしまうという具合であった。

 対する札日大は相手のミスを逃さず、着々と加点し8回を終えて8対2と試合の帰趨を決めてしまった。最終9回に光星が意地を見せて4点を返したが時すでに遅し。結局8対6の敗戦となった。

 光星の野球がこれほど粗いものだとは思いたくない。今日のような試合運びではとても札幌地区予選を勝ち抜けなかっただろうから…。
 きっと今日はチームの中で一つのミスが負の連鎖を呼んだのではないだろうか?
 光星にとっては“悔い”が残る残念な試合となってしまったが、このことを糧にしてより緻密な野球を目ざしてほしいと願う。

        
        ※ 光星高校に勝ち、大応援団をバックに校歌を斉唱する札日大ナインです。

《不可解な道栄の交代》

その交代は突然だった。
 本大会の注目の投手の一人、道栄のエース大坂投手は1・2回を相手をノーヒットに抑え、無難なスタートを切った。と思った3回、大坂投手が1球を投じた後に突然ベンチに向かい、代わりの三沢投手がマウンドに上がったのだ。
 「何か故障があったに違いない」そう私も思ったし、NHKの放送でもそう語っていた。
 しかし、これもまた昨日の函工同様、試合後の監督インタビューで大坂投手には故障も何もなく、予定通りの交代だったと監督は質問に答えていた。
 そのインタビューを聞き、真相は次のようだったと私は推測する。
 三回表の攻撃で道栄は三連続三塁打などで4点を取り、二回の1点と合わせてこの時点で5対0とリードしていた。監督は明日連戦となる準々決勝に向けて大坂投手を温存させる策に出たのだと…。試合展開から大坂投手以外の投手でも十分に戦えることができると判断したのだ。
 試合は監督の読み通り、大坂投手の後を継いだ三沢、若林両投手も好投して9対1で順当に勝利した。
 それにしても新しい回に入って1球を投じた後で交代するとは、思わせぶりな交代ですよね。

        
        ※ 学園札に快勝し、喜ぶ道栄ナインです。

《小さな好投手八沢君健闘する!》 
 一回戦の立命館の試合を観戦したとき、投手の八沢君の小細工をしないけれんみのない投球に好感を抱いた。彼は非常にテンポ良く、小気味の良い投球をするのだ。
 その投球の様子を紙上で再現すると、捕手からボールが返ってきたら間髪を入れず投球準備に入り、サインを簡単に確認するともう投球動作に入っているという感じなのである。
        
 その八沢君はまた身長が低いことでも目立った。
 昨日話題にした岩内の小林君ほどではないが、八沢君の身長も166cmと投手としては目立って小さいのだ。出場16チームのエースの中で170cm以下の投手は彼だけだった。(7チームのエースは180cm以上である)
 今年の立命館の戦いでは八沢君が全て完投しているという。
 今日の対函有斗戦でももちろん彼は登板し、最後まで投げ抜いた。
 序盤、緩急をつけ、コーナーを投げ分け、怖い有斗打線をなんとか最小失点で凌いでいたのだが、中盤からは残念ながら力のある有斗打線につかまってしまった。

        
        ※ 好投手八沢君の投球の様子をバックネット裏からパチリ

 今大会で私は初めてバックネット裏に陣取り、八沢君の投球を見守ったが、テンポの良さは相変わらずだった。
 勤務の関係で彼の投球を最後まで見届けることができなかったが、きっと彼なら打たれても、打たれてもけれんみのない投球を続けたと思う。そのことをラジオは伝えていた…。

        
        ※ 八沢投手の投球を角度を変えてもう一枚

《最後まで見られなかった…》
 勤務の関係もあり、第三試合は三回の裏表の攻防が終わったところで球場を後にしなければならなかった。残念だがしかたがない。
 最近は高校野球の試合も長くなる傾向にあるようだ。(このことについてもいずれ触れてみたいと思っています)
 かんかん照りではなかったが、時折太陽が顔を出し、非常に蒸し暑い一日だった。持参した500mlの飲料では間に合わず、さらに500ml買い足したほどだった。肌はできるだけ出さないようにしているが、顔のほうは赤くなっている。
 観戦日程も折り返し点まで来た。なんとか皆勤できるか???


※ 大した内容でもないのに長文となってしまいました。高校野球の期間だけはお許しください。ついつい詳しく説明したくなっちゃいます。

“熱闘甲子園”を目ざして! 第二日

2010-07-20 21:45:06 | スポーツ & スポーツ観戦
 第二日の一回戦三試合は結果を見るとワンサイドゲームの大味の試合ばかりに映るが、一つ一つの試合には見るべき内容のあった第二日目の三試合だった。
 
 第二日目の一回戦三試合の結果は以下のとおりである。 
 ◇第一試合 札白石 12 対  5 岩 内 (8回コールド)
 ◇第二試合 函稜北  0 対  6 函 工
 ◇第三試合 北 照 12 対  0 室大谷 (7回コールド)

《小さなキャッチャー大健闘》
 第一試合は試合結果だけを見ると、コールドゲームのためワンサイドゲームのように映るが、実際は試合の終盤まで追いつ追われつの大熱戦だった。
 7回を終えた時点では5対3と岩内がリードしていた展開だった。
 その7回に2点タイムリーを放ち、岩内にリードをもたらしたのは岩内のホームベースを守る小林光君だった。
 この小林君が選手間の中で目立って小さいのだ。公式プログラムによると小林君は身長159cm、体重49kgとある。身長150cm台の野球選手なんてそうそうお目にかかれるものではない。
 ところがこの小林君、チームの要の捕手としてよく投手をリードし、チームを鼓舞し続けていた。
 そして7回の攻撃、3対3の同点でランナーが二三塁の場面で相手投手の投じた肩のあたりにきたボールをなでぎるようにしてレフト線に運び、二者を迎え入れたのだ。隣で観戦していた人が「大根切りだ!」と称していたが、まさに大根切りそのもののバッティングで5対3として岩内ファンを喜ばせた。

        
        ※ 岩内の小兵159cmの小林選手が守備位置につくところです。

 しかしそのリードもつかの間。その裏味方投手が突然撃ち込まれ、連打連打であっという間に9点も献上してしまい万事休すだった。
 岩内にとって残念な結果であるが、その中にあって小林光君の奮闘がピカリと光る一戦だった。

        
        ※ 空手部の選手でしょうか?岩内応援団のリーダーの中
         で一番熱心に応援をしていました。         

《函工監督の戦略》 
 函工の先発メンバーを眺めて私は不思議でならなかった。
 函館地区大会で予選3試合を全て完封したというエースナンバーの秋山君の先発ではなく、背番号5を付けた岩田君の先発だったからだ。
 ブルペンに注意を払っていたが秋山君がブルペンに向かった様子も見ることができなかった。私は「秋山君に何か故障があったのか」と思い、スタンドで見守る野球部の人に、応援をしていた函工の家族の人に尋ねてみた。しかし、はっきりしたことは分からなかった。(どうやら故障ではないらしいことは伝わってきた)

 試合後の監督インタビューでその真相は分かった。(私は観戦しながらラジオ実況を聞いていた)
 監督は南北海道大会の組み合わせが決まった時、一回戦は秋山君抜きで戦うことを決めたらしいのだ。
 つまり「函稜北」と自チームの戦力を比較したとき、秋山君抜きで大丈夫との判断をしたようなのだ。そして勝った場合に次に当たる「北照」戦に照準を合わせ、エース秋山君を万全な状態で臨ませるための戦略だったのだ。

        
        ※ ベンチ前で選手たちに策を授ける函工の監督です。

 試合結果は一方的なものとなったが、序盤戦は緊迫した競り合いが続いた試合だった。一戦必勝、負けたら次がない高校野球において函工は思いきった策に出たものである。
 結果は監督の思惑通り、22日に「函工」は「北照」との対戦となった。監督はインタビューの中で「秋山先発」を明言した。
 興味深い戦いである。はたして函工の戦略は実を結ぶのか?

《北照 王者の戦い》
 今年春の選抜大会ベスト8はだてではなかった。
 エース又野は余裕十分、6回をヒット2本に抑えまったく危なげない内容で、今大会6試合目にして初めてストライクが先行する安定したピッチャーを見た思いだった。
 これまで見た投手の中で随一の速球を誇る又野投手が速球だけに頼らずスライダーを多投していた。このことは現代の高校野球においては速球だけではいくら早くても打者は対応してくるので、変化球にも一級品のものを持たねば通用しないということなのだろう。
 打線も凄い。
 本塁打3本をはじめ力強い打球が相手野手間を次々と抜き、着々と加点した。
 まさに隙のない王者の戦いである。
 今後強敵と相対したときに果たして今日のような戦いができるのか。
 北照が王者の資格を持っていることは間違いない。
 今後の北照の戦いぶりが見ものである。

        ※ 187cmkの長身から投げ下ろす又野投手の力感溢れる
         投球フォームです。連続写真ではないのですが、何枚か撮 
         っているうちに連続写真のように撮れたので一挙公開する
         ことにします。

        

        

        

        

        

《天候が幸いして…》
 天候が幸いして私は昨日、今日と6試合を観戦することができた。(今日の第三試合は勤務の関係から7回途中で退席したが…)
 昨日も、今日もほとんど太陽の顔を見ることはなく曇天下での大会となっている。これが体力の消耗をかなり防いでくれている。
 疲れを感じているが、一晩眠ればまた朝には「観戦に行こう!」という意欲が出てくるはずである。曇天を期待して…。

        
        ※ バックネット裏の高い所ではNHKが全試合ラジオの実況中継をしています。

“熱闘甲子園”を目ざして! 第一日

2010-07-19 23:42:50 | スポーツ & スポーツ観戦
 いよいよ“甲子園”を目ざす16校の闘いが円山球場を舞台に始まった。しかし、野球の観戦がいかに体力を必要とするものかをいやというほど痛感させられた第一日目であった。

        
        ※ 開会式に勢ぞろいした16校の選手たちです。        

 《開会式》
 午前8時30分。
 ブラスバンドが奏でる大会歌「栄冠は君に輝く」のメロディーとともに16校のナインの入場が始まった。
 すると私は思わず手持ちの手帳に次のようなメモを書きなぐった。

 たとえアナクロと言われようと、
 声を掛け合い、脚を揃えて入場する高校球児の姿に私の胸は熱くなる。
 いつに変わらぬ彼らの姿こそ、高校野球の原点なのだ。
 入場する球児たちを温かい拍手で迎える観衆の胸にもきっと同じ想いが去来しているに違いない。

        
        ※ 声を上げ、脚を揃えて入場行進する選手です。

 統制の取れていないダラダラとした入場に何の感動が生まれるだろう?
 これまで野球を指導してくれた指導者に、素晴らしい舞台を提供してくれた関係者に、一挙手一投足に惜しみない拍手をしてくれる観衆に、感謝の思いを抱きながら彼らは入場していると私は考えたい。
 たとえアナクロと言われようと、高校野球のあの姿は失ってほしくないと私は思う。

        
        ※ 接戦を制し、勝利を喜ぶ立命館の選手たちです。

《熱戦》
 本日の3試合の結果は、
 ◇ 第一試合 札丘珠  3 対  4 立命館
 ◇ 第二試合 白老東  4 対  9 函有斗
 ◇ 第三試合 札第一 12 対 11 駒大苫 (延長10回)
 いずれも大熱戦だった。第二試合そこやや実力差が出た試合だったが、第一、第三試合はどちらが勝利するのかその帰趨が試合終了までまったく分からない手に汗握る闘いだった。
 特に第三試合は一回戦屈指の好カードとの下馬評どおりの壮絶な打撃戦となった。
 僅かな差が札幌第一に勝利をプレゼントした試合だった。

        
        ※ 夕闇迫る中、激戦を制し喜ぶ札幌第一の選手たちです。
       
《ベンチの責任》
 NHKの放送も、新聞もけっして指摘しないだろう。
 しかし私は敢えて指摘してみたい。
 第三試合の結果はかなりの割合において駒大苫小牧のベンチに責任があったのではないか。
 高校年代のスポーツにおける指導者の役割や責任は相当に大きいものがあると私は思っている。それが野球においては特に顕著だと思う。
 それこそ彼らの一挙手一投足にいたるまでベンチからの指示による場合が多い。

 今日の第三試合、5回の札第一の攻撃を迎えた時点で5対3と駒大苫がリードしていたが、札第一が1点を加えた時点で駒大苫はエースを交代させたのだ。リリーフ投手はそこは乗り切ったものの、その後加点され続けベンチの期待には応えきれていなかった。
 一方、攻撃陣はその後も着々と得点を加え、7回終了時点では11対7と大きくリードしていた。
 8回に入り札第一が2点を加えるとベンチはたまらず第三投手をつぎ込んだ。しかし、彼も期待には応えられず9回2点を失い、とうとう同点にされてしまった。
 ベンチはまた動き第四の投手を延長戦に入ってつぎ込んだ。そして彼は決勝の一点を献上してしまったのだ。
 確かにエースは5回までに4点を与え好調ではなかったかもしれないが、投球のキレは失っていなかったと私は見た。なのにあっさりエースを切ってしまったところにベンチの若さがあったような気がしてならない。

        
        ※ ノックをする駒大苫小牧の佐々木孝介監督です。

 実は駒大苫の監督は、駒大苫が全国制覇したときに主将だった佐々木孝介さんが駒澤大学を卒業して今年から母校の監督に就任していたのだった。まだ23~4歳の若さだと思う。
 私はその若さと経験に期待していたのだが…。
 残念ながら今回はその若さが凶と出てしまったようだ。
 佐々木さんには残酷な結果が待っていたが、この経験を糧にしてほしいと思う。
 きっと高校野球の名監督といわれる人たちもこうした経験を何度も積み重ねながら指導者として大成したのだと思う。佐々木さんの指導者としての大成を望みたい。

         
         ※ びっしりと埋まった札幌第一のスタンドです。

《観戦の体力》
 いゃ~、それにしても高校野球を観戦することがいかに体力を必要とするかを痛いほどに感じさせられました。
 朝8時30分の開会式から、第三試合終了の18時40分までトイレに立つ以外は硬いベンチに座り続けるのは難行苦行です。
 最後には「早く試合が終わってくれ~」と心の中で叫んでいました。
 ああ、全試合観戦などという公言(私言?)が守れるのだろうか???

Ukulele Night

2010-07-18 17:43:17 | ステージ & エンターテイメント
 どこか懐かしさと和みを覚えるウクレレミュージックを予想していたところ、その概念を根底から崩されるようにジャズあり、ロックあり、ポップスありの「ウクレレ ナイト」でした。

        
      ※ 「Live & Bar COO」のエントランスです。ここから地下に降ります。      
 音楽教室でウクレレを習っている友人から「先生がウクレレのライブをするので一緒に聴きませんか?」とのお誘いがあった。
 「あゝ、ウクレレもいいなぁ。たまあにはウクレレの音で和もうか」と思い、一緒することにしました。

 7月15日(木)夕刻、私の住まいからほど近い「Live & Bar COO(くう)」(中央区南1西20 LOGビルB1)でUkulele Nightは行われました。(ミュージックチャージ 
ワンドリンク付き2,500円)
 客席は4~50名程度でしょうか。私と同じ期待をもってでしょうか中高年の方々が客席を占めました。
 メンバーはウクレレが小畠敬さん、ベースが秋田祐二さん、パーカッションが大山淳さん、そしてゲストボーカルとして中老田郁子さんとパンフにありました。
 メンバー構成を見て「あれっ?」と思いました。そして紹介記事の中で「いつもはロックギタリストの小畠敬さん」とありました。これはますます「あれっ?あれっ?」です。

        
        ※ Ukulele Nightのメンバー紹介の告知です。

 午後7時いよいよ演奏が開始されました。
 初っ端から期待は裏切られました。電気的に増幅されたウクレレの音ががんがん響いて「イパネマの娘」でライブは開始されました。
 「今日はハワイアンはほとんどやりません」と言いながら、その後2曲ほどハワイアンを演奏しましたが、やはりウクレレにはハワイアンと刷り込まれている私の耳には心地良く響いてきました。
 しかし、その後は「ワン・ノート・サンバ」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「また君に恋してる」「オール・オブ・ミー」etc.…。もうなんでもありで、それはロックギターをウクレレに持ち替えただけといった感のライブでした。

        
        ※ 演奏前にウクレレをかまえる小畠敬さんです。

 結局、前後半合わせて20曲くらいの曲が演奏されたでしょうか。ボーカルの中老田さんを含めて4人とも音楽教室で講師を務めているほどの実力の持ち主ですから、一つ一つの音楽がしっかりしていて、ウクレレの新しい魅力を教えていただいたようなライブでした。
 客席を埋めた中高年の人たちも、きっと私同様最初は戸惑ったようでしたが、最後はノリノリでライブを楽しんでいたようです。


《明日から》
 明日から高校球児の甲子園大会を目ざしての南北海道大会が始まります。昼間に時間のできた私は「できれば全試合を観戦したい!そしてその様子をレポートしたい!」と思っています。(志は途中でくじけるかも?)45年前の野球部マネージャーの目に、現代の高校野球はどのように映るでしょうか?
 明日からしばらくは高校野球特集となります。高校野球に関心のない方には退屈かと思いますがお付き合いください。

札幌Cafe紀行 18 Blan Cafe

2010-07-17 19:27:15 | 札幌Cafe紀行
 繁華街に近いビルの地下一階にあるBlan Caféは周辺のサラリーマンに人気のカフェのようです。私たちはランチに訪れたのですが、オーダーした2品はどちらも満足度の高いものでした。

        
        ※ 地下へ降りていく店のエントランスです。

 Blan Café は狸小路から道一本隔てた西7丁目のビルの地下にありました。
 店内は地下にあるここともあって少し暗い感じがして、夜が中心の店なのかな?と一瞬思いました。
 昼間に本を読んだりして寛ぐにはあまり向いていないかな、と思われましたがどうなのでしょうね。

        
        ※ ご覧のように店内は少しくらい感じがしたのですが…。

 入店が午後2時を過ぎていましたが、私たちはランチを摂ることにしました。
 私がキーマカレーセット(750円)、妻はラザニアセット(850円)をオーダーしました。

 私のキーマカレーセットは、キーマカレーにライス、サラダ、ヨーグルトにドリンクが付いています。これで750円はけっこうお得感がありました。
 味の方は特別優れているとは言えませんでしたが、不満もありませんでした。

        
        ※ プレートに全てが載ったキーマカレーのセットです。

 妻がオーダーしたラザニアは、妻が一口含んだ瞬間「美味い!」と発しました。
 味にうるさい妻がそうした類の言葉を発するのは珍しいことです。よほど彼女の舌に合っていたということでしょう。

        
        ※ こちらは妻がオーダーしたラザニアです。

 食後に出されたコーヒーの方は、可もなく、不可もなくといった味でした。
 なお、コーヒー単独では400円ということですから、札幌都心のカフェのコーヒーとしてはけっして高くはないと思います。

        
        ※ ジャズに関係した書籍が並んでいましたが…

 店内はジャズの曲がうるさくない程度に流れ、ジャズ関係の書籍も充実しているようでした。
 好みは分かれるかもしれませんが、昼下がりの午後、付近のサラリーマンや馴染みと思われる客が訪れるなどが次々と訪れていました。

【Blan Cafe データ】
札幌市中央区南2西7 第二松井ビルB1
電  話 011-272-6606
営業時間 10:00~22:00(最終入店)
定休日  日曜日
座  席 28席
駐車場  無し
入店日  ‘10/07/14


池澤夏樹 & スージー

2010-07-16 13:12:25 | ステージ & エンターテイメント
 作家 池澤夏樹とジャズボーカリストのスージーこと黒岩静江というなんとも異質なコラボレーションが実現しました。札幌学院大学第34回学術講演会は「講演と音楽の夕べ」ということで、二人が相次いで登場し、私たちは二人のお話と歌を堪能したのです。

              
        ※ こうしたステージでは写真はいつもNGです。したがって
         こうしてパフレットを掲載してお茶を濁しています。     
 
 先に登場した作家の池澤夏樹氏「『静かな大地』を書くまで~我が先祖たちと北海道~」と題して講演されました。
 池澤氏は1987年「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞したことで知られていますが、2003年彼の故郷である北海道を題材にした「静かな大地」を著しています。
 今回の講演はその「静かな大地」を世に出すまでのお話が中心でした。

 池澤氏の祖先は兵庫県淡路島から北海道日高に移住した稲田藩の一族だそうです。そこで出合った先住民族のアイヌと交流があった母方の先祖のことを知り、「いつか小説に書きたい」と彼の中で温めていたことを題材にしたということです。
 池澤氏は「北海道」という地について、和人は「我々は来た」と捉えているだろうし、アイヌは「彼らは来た」と捉えている。それぞれの立場を理解しながらこの小説を書いたと言います。

              
        ※ 池澤夏樹氏の顔写真もパンフレットからです。

 また、池澤氏は「小説を書く」という行為は、事実(史実)の中にいかにフィクションを混入させるかだと言います。
 今回の小説でも史実の羅列だけでは郷土史の域を脱しないが、フィクションを混入することにより話が生きてくると話されました。
 池澤氏の「小説を書く」という行為のスタンスを教えられたように思います。

 舞台はガラッと変わって、「黒岩静枝オンステージ」です。
 黒岩さんによるとデビュー45周年、今年63歳になるということですが、彼女の歌声はますます円熟味を増してきました。
 「限りなき夢・希望とともに」と題したステージは、彼女の専属トリオ「佐々木慶一トリオ」をバックに、サックスの井上淑彦氏をゲストに迎えて彼女の魅力を存分に楽しむことができました。
 彼女のステージを聴くのはこれで3度目ですが、いつも彼女は「人生60歳からが本番」と口にします。事実、数多くのステージを踏み、人生の喜怒哀楽を経験した今、彼女の歌はますます深みを加えているように感じます。「テネシー・ワルツ」「マイ・スィート・ロード」「イマジン」など10数曲を披露してくれました。

              
        ※ スージーの顔写真は今いちはっきりしていませんね。

 彼女と同世代の私としては「人生60歳からが本番」という彼女の意気込みに力を得て、まだまだ前向きに生きていきたいと思った7月14日(水)の夜でした。

JAXAタウンミーティング

2010-07-15 15:38:00 | 講演・講義・フォーラム等
 今年四月、二人目の日本人女性宇宙飛行士となった山崎直子さんが札幌に来るということで、参加を申し込んだところ運良く招待状が舞い込み、生山崎さんに会ってきました。

              
        ※ 入場のときに配布された資料に載っていた宇宙船内での
         山崎さんです。(中央の青いポロシャツ姿)
  
 JAXA(日本宇宙航空研究開発機構)が主催する「JAXAタウンミーティング in 札幌 ~ 札幌から始まる宇宙開発の夢」と題するタウンミーティングが7月10日(土)札幌市青少年科学館(厚別区厚別中央1条5丁目)で開催され参加してきました。
 タウンミーティングの呼び物はなんといっても、この四月2週間にわたって宇宙に滞在した山崎直子さんが出席されるということでした。

 JAXAの執行役の方とともに、山崎さんは青い飛行服(?)を身にまとい颯爽と登場しました。
 タウンミーティングは、最初に執行役の方のプレゼンと山崎さんの宇宙飛行・滞在のビデオ説明があった後、参加者との質疑応答を中心として行われました。
 残念ながら私は質問する勇気も力量もなかったので聞き役に回りましたが、参加者は実に積極的に質問していました。質問のレベルはさまざまでしたが、そのことがまたJAXAのことを理解する上では有功だったように思われます。

        
        ※ 北海道新聞に掲載された母校の札幌市立真駒内曙小を
         訪問したときの様子です。

 たくさんの質疑応答の中から数点についてその内容を紹介することにします。
Q.ロケット発射のときにかかる重力4Gの感想は? 宇宙から見た月や星の様子は? 司令室との時間差は気にならないか?などなど…。
A.発射のときはすごい振動が伝わってきたが、発射直後はやることがたくさんあって夢中で過ごしているうちに8分30秒は直ぐに経ってしまった。宇宙から見た星はまたたかないのが特徴である。ロボットアームの操作はカメラの映像を見ながら操作したが、訓練を積んでいたのでスムーズに行えた。時間差はあまり気にならなかった。将来火星や金星など地球から遠距離になると問題になってくるかもしれない。

Q.日本の技術で有人宇宙飛行は可能なのか?
A.現在日本の技術でHTV(宇宙ステーション補給機)を稼動させて宇宙ステーションに必要な食料・衣類・各種実験装置を運んでいる。有人ということになると、生命維持装置の開発が課題となる。しかしそれも技術的には可能であり、問題は開発するための予算が付けられるかどうかである。

Q.人類の宇宙へ、という動きがアメリカのスペースシャトルの退役によって減速されるような感があるが、人類が宇宙を目ざすことの意義や未来像を教えてほしい。
A.人類が宇宙を目ざすために科学・技術・産業などあらゆる分野の技術開発が、地球上の生命維持のための技術開発になっている。人類を宇宙へという宇宙開発の思想は、地球上のさまざまな分野で生きている。そのため宇宙開発は必然であると考えているし、アメリカの動向は別にしても地球規模で進んでいくであろう。

 その他にもさまざまな質疑応答が繰り返されました。
 そうした際の山崎直子さんですが、その答えぶりは非常に簡潔でありながら的を外さない回答が印象的でした。その様子は聡明であり、自信に満ちたものでした。

        
        ※ 唯一、私のデジカメで山崎さんを捉えることができたのは
         退場のときの後姿でした。(トホッ…)

 一つ楽しい話を紹介します。
 山崎さんが宇宙船内のビデオを紹介していたとき、船内に交通標識を模したものに「28,000Km/h」という禁止マークで掲示されていました。つまり宇宙船のスピードは時速28,000Km以上は禁止ですよ、というものです。アメリカ人らしいユーモアの一端を見た思いがしました。


札幌Cafe紀行 17 円山茶寮

2010-07-14 23:38:26 | 札幌Cafe紀行
 Café「森彦」同様、民家をリノベートした「円山茶寮」は落ち着いた雰囲気があって、ゆっくりと寛げる空間でした。こだわりのコーヒーの味も味わい深いものでした。
 
 過日、一度訪れて駐車場が満杯だったために断念した「円山茶寮」に友人二人と再びアタックして、今度は運よく駐車場に停めることができました。

        
        ※ 「円山茶寮」のエントランスです。看板の店名が見えませんね。

 店はエントランスからとても落ち着いた佇まいをみせています。     
 店内に入ると天井の梁や欄間など時代を感じさせる家の造りがそのまま残されていて、私たちには懐かしさと落ち着きを感じさせてくれます。置かれていた小物にもどこか懐かしさを感じさせるものがたくさん飾られていました。
 席を占めていたのは若い人たちでしたが、彼らもどことなくその落ち着いた雰囲気を楽しんでいるように私には感じられました。

        
        ※ 店内のこの落ち着きが魅力です。

        
        ※ 「和」の雰囲気を感じさせる 小物が素敵です。

 オーダーは三人それぞれで、一人はこの店の名物の一つ「いちごぜんざい」(900円)を、一人は「ブレンドコーヒー」(550円)を、そして私はこの後にもイベントへの参加を控え小腹が空いていたので「ホットケーキ+コーヒー」(850円)をオーダーしました。

        
        ※ 深い風味を感じさせてくれるコーヒーです。

        
        ※ 和の甘味料「ぜんざい」にはお茶が付いてきました。

 オーダーを受けてからホットケーキを焼くからでしょうか、ずいぶん時間が経ってから出されたホットケーキでしたが美味しく出来上がっていました。また添えられていたイチゴジャム入りのヨーグルトも良い味を出していました。
 また、コーヒー(ブレンド)はオーナーのこだわりを感じる奥の深さを感ずる味でした。

        
        ※ ゛ホットケーキ」にはイチゴがトッピングされたヨーグルトが付いてきました。
 
 「円山茶寮」…、落ち着いてコーヒーが楽しめるお勧めの一店です。

        
        ※ 店外のテラス席もなかなかおしゃれです。

【円山茶寮 データ】
札幌市中央区北4西27
電  話 011-631-3461
営業時間 11:00~24:00
定休日  木曜日
座  席 18席
駐車場  3台(無料)
入店日  ‘10/07/10

※ 今夜は飲み会があってぎりぎりの投稿となりました。ふ~う、それでもなんとか間に合いました。グッドナイト!

北海道低山紀行 4 円山(大師堂口)

2010-07-13 22:59:49 | 北海道低山紀行 & Other
 某日午後思い立って我が家から最も近くで、きわめて手軽な(?)円山に登りました。それでも汗だけはしっかりとかきました。
 
 登山というにはおこがましいほど身近で手軽な山ですが、登山気分だけはしっかりと味わわせてくれる円山です。
 「低山紀行から遠ざかっているなぁ」という思いもありましたので、某日午後になって急に思い立ち、自転車を駆って円山公園に向かいました。
 我が家から自転車で約10分、登山口のある円山公園内の大師堂に着きました。

        
        ※ 大師堂に着く前に、写真のように地面に案内板がありました。        

        
        ※ 登山口のところに建つ「大師堂」です。

 円山の登山道沿いには四国八十八か所にならって石仏が八十八か所設けられたときに、その麓に大師堂が建設されたそうです。
 その大師堂を後にするとさっそく階段状の登山道が待っています。その脇にはびっしりと石仏が並んでいます。まるで霊山に迷い込んだような錯覚に陥りますが、これが正真正銘の登山道なんですねぇ。

        
        ※ 登山口を過ぎて間もなく、石仏が集中して立てられています。

 円山は低い山なのですが、登り始めはけっこうな割り合いで高度を上げていきます。当日は湿度が高かったせいもありますが、しっかりと全身に汗をかき始めました。

        
        ※ 登山の始まりはけっこうな勾配で登りが続きます。

 登山道の脇にはかなりの大木が目立ちます。円山を紹介する文章に「大都市の都心近くに例外的に豊富な自然を残している」とありましたか、まさにそのことを実感させてくれるような光景が広がります。

              
        ※ ご覧のような巨木が目立つ円山の登山道です。

                      

 艶消しは円山球場から聞こえてくる野球応援団の鉦・太鼓の音や円山動物園のイベント案内のアナウンスの音です。自然にすっぽり包まれていると思っていたら、「ここは都心に近いんだよ」と目を覚まされてしまいます。しゃ~ないですね。

 15分も登り続けると、尾根に出ます。
 私の目や耳が届く範囲では、花や鳥などの姿を見ることはできませんでした。途中大きな網をもった方と出会いましたので「蝶の収集ですか?」と訊いたところ「甲虫です」という答えでした。そういえば足元にときどき甲虫が這っている姿を目撃しました。

        
        ※ 尾根に出ると少しだけ平坦な道が続きます。

        
        ※ 登山の途中で出合った甲虫を採集していた人です。

 登山路は一度下ってから、再び山頂を目ざしての上りになります。
 平日の午後3時過ぎとあってあまり人とは出会いませんでしたが、それでも10人くらいの人とは行き交いました。

        
        ※ 山頂間近にあった88ヶ所目の石仏です。
        
 特に休憩を欲することもなく、上り続けること約30分。山頂に到達です。

        
        ※ 円山山頂の標識です。後姿の人は待っていたのですが
         いつまで経ってもよけてくれませんでした。
 山頂からは中央区の街並みが鮮やかに目に飛び込んできます。
 目の前に真っ直ぐ伸びる広い道路は大通りではなく、中島公園に通ずる菊水旭山公園通りのようでした。

        
        ※ 円山山頂から眺めた札幌市街です。真ん中付近に見え
         る真っ直ぐな道路は「菊水旭山公園通り」です。

【円山(大師堂コース) 登山データー】
標  高  226m
駐車場  駐車場は特にない?
行  程  登山口→(30分)→山頂
時  間  登山(約30分)、下山(約25分)
登山日   ‘10/07/09

市立札幌大通高校

2010-07-12 15:49:25 | 札幌(圏)探訪
 私の所属する某団体の研修事業の一環として、先日新築なった「市立札幌大通高校」を見学してきました。市立札幌大通高校は新たな形態の定時制高校とあって、意欲的にさまざまな教育実践を展開しているように私の目には映りました。

 7月8日(木)、私の所属する某団体の年に一度の研修会がありました。
 このところ数年は中央区の各学校を訪問していますが、今年度は昨年4月に開校し、今年3月から新校舎に移ったばかりの「市立札幌大通高校」(中央区北2条西11丁目)を訪問・見学しました。

 市立札幌大通高校は定時制の高校ですが、午前・午後・夜間と三部制を取っていること、単位制高校であること、などが特長の学校です。
 現在生徒数は964名で、来年度以降は1,000名を超えるのではないかと予想され、東京以北では最大の生徒数を誇る定時制高校ではないかと説明されました。

        
        ※ レクチャールームで説明を受ける私たちです。

 校舎は5階建てで、大小さまざまな講義教室、多彩な実習教室、そして最新の情報設備・施設が完備していました。立派な食堂や生徒ラウンジ、オープンスペースにおかれたカウンセリングルームも目を惹きました。

        
        ※ 多彩な実習室の一つ、美術関係の実習室です。

 教頭さんから学校について校舎を見学する前にレクチャーを受けました。
 その中で、市立札幌大通高校では「進路探求学習」と「カウンセリング体制の充実」に特に力を入れていると説明を受けました。
 「進路探求学習」では、社会人として必要な適応能力、社会性、コミュニケーション能力を身に付ける教育の充実を図っているとのことです。

        
        ※ ドアのないオープンな職員室。生徒が自由に出入りしています。

 また、「カウンセリング体制の充実」に関しては専任のスクールカウンセラー2人のほか、臨床心理を学ぶ大学院生10人が配置され、生徒のカウンセリングを行っているそうです。
 さらに進路探求学習の充実を図る意味からキャリアカウンセラー4名も配置されているといった充実した体制がとられています。

        
        ※ 市立札幌大通高校が力を入れているカウンセリングルームです。

 市立札幌大通高校のもう一つの特長は、札幌市生涯学習センターとの連携事業です。
 札幌市生涯学習センターが開講する市民向けの講座を高校で開催し、生徒も受講可能で単位が認定される制度です。
 例えば、「笑いとコミュニケーション」、「はじめてのストリートダンス」、「はじめてのヨガ」などといった高校の授業と一見無関係に見えるような講座を、市民と高校生が机を並べて受講することで、予想以上の効果をあげているとのことでした。

        
        ※ こうした生徒ラウンジが校内に5ヶ所設けられています。

 その他にもさまざまな意欲的な取り組みを紹介していただきましたが割愛することにします。ところで…、私の今日の投稿で何度も高校名を記してきましたが、他の高校名との違いに気づかれたでしょうか?
 高校名は普通に記すと「札幌市立旭丘高校」とか「札幌市立開成高校」というように記します。ところが今回訪れた「市立札幌大通高校」は「市立」を先にもってきているところが大きな違いです。
 その意味するところは、「札幌大通」という札幌を象徴する地名を高校名とすることにより、大通公園がもつポジティブなイメージを学校のイメージとしてダブらせたいという願いがあるとのことでした。

        
        ※ 格安のメニューが並ぶ食堂です。給食はやっていないとのことです。

 校内で出合った生徒たちは服装が自由ということもあって一見街中で見る若者そのものですが、多くの生徒が挨拶をしてくれ、明るく前向きな生徒たちとの印象を受けました。