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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

盤渓山登頂 With スノーシュー

2019-01-20 18:30:02 | スノーシュートレック & スノーハイク

 気温もそれほど低くなく、風もなく、登山としては好条件だった。それでも登山は登山である。低い山(604m)とはいえ、休みなく登り続けるコースは私にとっては負荷のかかるスポーツであるが、それを楽しむ余裕もどこかに覚えた盤渓山登山だった。

     

    ※ 盤渓山山頂からのパノラマ写真です。山々の向こうに札幌市街地が見えます。

 天候も良かったので、3年ぶりに盤渓山を目ざした。やはり登山日和とみえて、駐車場はいっぱいだった。(10台くらい?)ということは先行者がスノーシューの跡を付けてくれているのでコースを迷うことがないので安心した。(3年前は途中で跡がなくなり迷った経験があった)

          

          ※ 駐車場はご覧のように満杯状態でした。

 コースは車道からいきなり谷に降り、そこから登り返して尾根を目ざすコースだった。20分くらいの急斜面を登ると尾根に出た。そこからは尾根伝いにしばらくだらだらとした登りが続いた。

           

          ※ 登山コースは先に立っている杭のところから谷に向かいます。

          

          ※ 谷から尾根に向かっての上りコースです。

 コースは予想どおりスノーシューの跡が深く固く刻まれており、ツボ足でも大丈夫なくらいだった。時おり先行者が登頂を終え、下山するのとすれ違った。空は曇っていたが風はなく、適度の疲れを感じつつも心地よい登山が続いた。目前に急斜面が待ち構えていた。前回登ったときに、最後の急斜面に苦しめられたことが記憶に残っていた。ちょうど下ってきた方とすれ違ったので「最後の胸突き八丁ですね」と声をかけると、笑って「頑張ってください」と激励を受けた。その後、その方が笑った意味が分かった。それは、その登りが最後どころか、そこから急斜面が3度も私の前に現れたのだ。

           

          ※ やや斜度が緩まった尾根コースです。

          

          ※ 木々の向こうに目ざす盤渓山の山頂が望まれます。 

 この日、私は午後から演劇鑑賞の予定があったので(演劇については明日のブログでレポする予定)、時間に追われながらの登山となり、ゆっくりと登山を楽しむ余裕はなかった。

 3度の急斜面は私を大いに苦しめたが、なんとか登山開始1時間後に山頂に立つことができた。苦しんだ分だけ山頂の眺めは格別だった。

          

          ※ これは本当の最後の胸突き八丁だと思われます。

          

          ※ 本当の山頂直下、見えるピークが山頂です。

          

          ※ 質素な山頂標識が立てられてありました。

 ちょうど山頂で寛いでいたご夫婦がベテランのようだったので、夏登山について伺ってみると、盤渓山は、夏登山はあまりポピュラーではないらしい。「最近は登れるようになったようですね」という回答だった。どおりで私などは迷うはずである。(私は一度夏山登山に挑戦してコースが分からずむなしく敗退している)

           

          ※ 山頂からの眺めです。左の高い山は藻岩山の山頂です。藻岩山のスキー場も見えます。

 今日行動してみて、多少はスノーシューでのスタミナが付いてきたかな?という感覚がもてた。石狩川河岸遡行の本番まで、もう少しトレーニングに励みたいと思う。