野幌森林公園は、市民の健康づくりのための公園としてすっかり定着したようだ。一昨日に大雪が降ったが、今日私がトレッキングした10キロ弱のコースはどこも歩くスキーのシュプールの跡があり、多くの市民が健康づくりに励んでいることが窺われた。
※ 「自然ふれあい交流館」で入手した歩道マップです。
5日ぶりのスノーシューは少し距離を積もうと考え野幌森林公園に向かった。野幌森林公園は面積が広く、山坂が少ないので距離を積むには適しているのだが、自宅からは車で4~50分もかかってしまうのが難点である。我が家から比較的近いところにも公園入口があるのだが、私はいつも慣れている〔大沢口〕に向かった。
12時近くに〔大沢口〕に着き、「自然ふれあい交流館」でマップを入手し、さっそくスノーシュートレッキングに向かった。
※ 〔大沢口〕のところにある「自然ふれあい交流館」でマップを入手した。
この日は前述したように「できるだけ距離を積む」のが目的だったので、中央線を南下した。コースは歩くスキーの跡と、スノーシューの跡が並行して付いていた。
※ スタート地点に掲示してある「野幌森林公園」のコース全図です。
時々歩くスキーを楽しむ方とすれ違うくらいで、静かな森の中を進んだ。スタート地点から約2.5キロ進むと分岐点に至った。当初は中央線をさらに南下して、できれば〔トド山口〕へ向かいたいと思った。しかし、〔トド山口〕まで行くとするとさらに約2.6キロ南下しなければならない。そこから折り返すとなると、夕暮れ遅くなりそうな時間帯だった。
※ こうして歩くスキーを楽しむ市民に何組か出会いました。
ここは無理せず〔登満別口〕へ向かい、そこからスタート地点の〔大沢口〕を目指すのが無難だと判断した。
※ 中央線の分岐点です。私はここから「基線」の方向へ向かいました。
〔登満別口〕から志文別線を通り、さらにエゾユズリハコースを通って〔大沢口〕に帰ってきた。
リード文でも触れたように、私が歩いたコースはどのコースにもスキーのシュプール跡が付いていた。もちろんポピュラーのコースはしっかり跡が付いていたが、そうでないところは数人ほどしか通っていないようなところもあった。スノーシューで歩くには、シュプールで固まったコースはむしろ歩きにくく、あまり通っていない柔らかな雪の方がむしろ歩きやすかった。
※ コースの分岐点にはこうした標識が必ず立てられてあり、迷う心配はありません。
驚いたのは、中に明らかにツボ足と思われる跡があったことだ。ツボ足で雪に埋まりながらも公園内を歩いている人もいるようだ。
※ 昨年秋の台風による倒木でしょうか?根こそぎ倒れている大木がありました。
こうして私は約10キロの距離を3時間近くかけてスノーシュートレッキングを楽しみ、多少はトレーニングになったかな?と思っている。